空手道辻堂道場のブログ

神奈川県藤沢市辻堂にて空手の道場をやっております。 武道の心を皆様の人生に活かしていただきたいと願っております。 道場生の皆さんは真剣に楽しく稽古に励んでおります。 とても良い雰囲気の道場です。 競争や優劣の争いではなく、心を重視し、基本・型を中心に稽古しております。 よろしければ共に稽古しましょう。 お待ちしております。

2023年12月

今年も残り僅かとなりました。

この1年も世界中で様々な事が起き、より一層混乱が深まる年となりました。

日本でも5月にコロナ騒ぎが終息したものの社会は正常化せず、国民の負担が増すような法案が数多く制定され閉塞感は強まる一方です。

今年だけでもインボイス制度など必要のない増税が繰り返され、国民の負担率は56%以上にも達しています。

希望を失う国民も増え、貧困率と自殺率も更に上昇しています。(日本は先進国の中で中高生の自殺率が断トツの1)

日本人の心の喪失は、日本の文化・教育・農業・インフラ・経済などあらゆる分野にも影響を及ぼし崩壊が進んでいます。

中枢機関の人達は、国民の生活を守る気など全くない事がどんどん露わになってきました。

このままでは、日本人は貧困化し、権力や利権を求める一部の人達に日本を売り渡されてしまいます。

そうならないためには、国民11人が如何に信頼し合い、協力して社会を回せるかにかかっています。

いつまでも競争社会の原理に囚われ、国民同士がバラバラになっているようでは間に合わなくなります。

もはや点数争いや、勝ち負けなどの競争をやっている場合ではありません。

1人でも多くの我々国民が、悪しきシステムから抜け出し、本来の日本人の強みである共存共栄の心と文化を取り戻していかなければなりません。

今ほど、それが必要とされる時代はないと思います。

 

そんな中、戦後日本で最も衰退した産業の1つと言われている林業が復活の兆しを見せています。

元々日本は先進国トップクラスの豊かな資源に恵まれていました。

ところが、林業が衰退した事によって、現在は国内樹木の年間成長率の25%程度しか使用できておらず、山林も手入れ不足のために日本全国の山々は荒廃しつつあります。

自国の森林を十分に活用しないまま、国内需要の6割を海外からの木材輸入に頼っており(頼る必要ないのに)、世界の自然にも負担をかけ、長年に渡って国内の自給率を破壊し続けていたのが現状です。

本来であれば国内の産業と雇用が一刻も早く復活するよう働きかける必要があるはずですが、現政府は海外からの輸入に1兆2千億円余りを費やし、経費の7割以上は国民の税金によって負担しています。

政府が国内の林業を支援せずに潰した結果、輸入が必要になっているにも関わらず、そのツケは国民が払えと言わんばかりに「森林環境税」という意味不明な増税も導入されました。

こういうところにも政府は国民や自国の産業を守る気が全くない事が見えてきます。

林業衰退の根本的な問題は、豊かな国内の森林を十分に活用できていないところにあります。

その理由の一大原因は国産杉にあるようです。

特に日本の杉は外国産に比べて、木の密度が濃く乾燥が難しいために、寸法や納期に大きな支障を抱えており思うような経済活動ができないのです。

というのも、国産杉の乾燥には長い年月を要します。

機械を用いずに自然に乾燥させるには「一寸(3センチ)一年」という事ですから、数十センチの丸太なら何十年もかかります。

それを短縮すべく、100度ほどの高温乾燥炉で3週間程で乾燥させるという方法を用いていますが、この乾燥に用いる時間とコストが大変な負担となり、利益は大幅に減ってしまうのです。

しかも、高温乾燥にすると木が反ってしまうので、反った箇所を真っ直ぐに削るのですが、その費用も余分に掛かります。

その上、せっかく真っ直ぐに削っても、すぐに曲がってきてしまうので出荷時には支障をきたす事も多いのです。

1%縮んだだけで、2メートルの柱を立てる時は2センチもズレてしまうので、こんな木材で家を建てたら隙間だらけになってしまうという事です。

これは日本だけでなく、世界中の林業が頭を抱えている問題です。

こんな状態では日本の林業が復活する事はできません。

しかし、この乾燥問題を日本は世界で初めて解決しようとしています。

木材乾燥装置「愛工房」とよばれる発明品によって世界の常識を変えようとしているのです。

従来の装置は早く乾燥させるために100度もの高温でしたが、愛工房は45度です。

林業関係者がこれを聞くと「45度で乾燥なんて・・・」と全員が耳を疑います。

高温の方が早く乾くという常識の逆をいっているので当然です。

しかも、杉を乾燥させるのに100度の高温乾燥でも3週間かかるものを、愛工房では1日で乾燥させてしまいます。

そんな事できるのかと不思議に思いますが、実際にできているのです。

愛工房の開発者の伊藤好則氏は、

経済や効率優先の考え方ではなく、木材は命であり伐採してからも生きている事、呼吸する生き物であるから乱暴に扱うのではなく、敬意をもって接していく事を意識した。

木の立場に立って制作したところ、今までの乾燥機とは全く違う物を完成させる事ができました。」

と語っていますが、まさに日本人の精神に則った考えで共感します。

更に伊藤氏はこう続けます。

「多くの方々に、なぜ45度にしたのかと聞かれます。

私は、木は生きているんだから自然界に存在する温度でないと可哀想だと思ったからなのだと答えています。

100度の高温乾燥は木を殺してミイラにするようなもの、45度はサウナで健康的な汗をかかせて水分を絞り出すもの。

木の命をいただく事に違いはないが、従来のやり方はあまりにも木に敬意を欠いているし、日本人の仕事としてもふさわしくないのではないかと思っていたのです。」

確かに、普通に考えても生物がミイラ化するには膨大な時間が必要ですが、サウナで汗をかかせるのは簡単です。

100度で高温乾燥した木材は表面は綺麗でも中身はパサパサで芯も脆くなっています。

色・艶・香り・粘り、木の防虫・抗菌作用を持つ精油成分も失われ、シロアリ、ダニ、カビへの耐久性もありません。

そのため、全世界の木材は出荷時に大量の殺虫剤と防腐剤の毒液を大量に加圧注入します。

このように「毒漬けミイラ」となってしまった木材を使用して家を建てるので、シックハウス症候群や各種アレルギー、鬱病などを引き起こすのです。

逆に、愛工房で乾燥した木材はそれらの大切な成分が残ったままなので、その木材を使用して建てた家は安らぎやリラックス効果を持つ芳香に満ちています。

シックハウス症候群なども全く起きませんし、体熱を奪うコンクリートに比べて、本物の木材は遥かに温かいので床暖の必要もありません。

しかも、生きた木材はコンクリートよりもずっと長持ちします。

生きた木々は年々強度を増していき、築300年くらいで最高強度に達します。

300年劣化しないだけでなく、そこから最高強度になっていくというのは驚きです。

日本を代表する大工と言われ、法隆寺の補修工事なども担当する西岡常一棟梁も、「コンクリートは50年、木は1000年」と語っています。

実際に法隆寺は世界最古の建物と言われていますが、1300年以上もの風雪に平気で耐えています。

こういうところにも日本の素晴らしさを感じます。

現代の家々が2030年周期で補修しなければいけないのは、こうしたミイラ化した木材や輸入品を使用しているからなのです。

現在の私達は生涯をかけて家のローンを返済しながら、あちこち何度も修復している人達がほとんどですが、本来の日本の技術と考え方を用いればそんな必要はなくなります。

数百年持つ家を建てる事が、日本人の生活を豊かにする1つの道でもあると伊藤氏は語っています。

更に、愛工房によって実現した生きた木材の更なる活用の研究も進んでいます。

セルロースナノファイバー(CNF)と呼ばれる材料があります。

植物繊維の主成分であるセルロースを1㎎の百万分の一のレベルで取り出した材料であり、鋼鉄の1/5の軽さで5倍以上の強度を実現させています。

1㎎の百万分の一を取り出すとは凄い技術ですが、これを日本は完成させました。

乗り物全般の車体材料にこれを用いれば、2割程度軽量化できるうえに強度も向上させる事ができます。

従来の乗り物よりもスピードは速く、強度や安全性も高く、環境にも優しいのです。

家もセルロースナノファイバーで骨格を作り、壁や床は愛工房で乾燥させた生きた木材を使えば、全てを国内で賄う事ができるうえに日本の産業の復活に大きく近づきます。

また、セルロースナノファイバーはプラスチックの代替え品にもなります。

プラスチックは石油由来なので、何かと環境や人体に悪影響を与えます。

セルロースナノファイバーで代用できれば、そういった問題も解決できます。

日本では、各種プラスチック製品を作るために、大量の石油を輸入する必要があります。

現在の日本の中東諸国への石油依存度は9割以上にもかかわらず、日本はウクライナやイスラエルでの戦争で中東を裏切ってアメリカの支援をしている有様ですから、万一これらの資源供給を止められてエネルギー危機に陥っても文句は言えません。

しかし、愛工房やセルロースナノファイバーなどの日本にしかない技術革新ができれば、国産原料を使用するので安価で大量かつ安定的に入手できる上、リサイクルも可能となり、十分にエネルギー危機を回避できるのです。

しかも、日本に最も石油を支援してくれているサウジアラビアやアラブ首長国連邦は、

日本政府は腐敗しているが、日本人は信用できる。我々の石油はいつか枯渇する時代がくる。その時のためにぜひ日本の力をお借りしたい」と、日本を見放さず、逆に共に歩む姿勢を見せてくれています。

日本は、戦後からずっとアメリカやイギリスの言いなりになり、アジア、中東、アフリカ諸国を裏切り続けてきました。

それでも日本はこうして今も信頼を寄せていただいています。

大変ありがたい事です。

そして、エネルギーを発生させるのに石油は欠かせないものでしたが、この技術を発展させれば薪や木片チップを用いたバイオマス発電が盛んになり、自然を活用した発電に変えていく事もできます。

サウジアラビアは、これは日本と一緒でなければ実現できないと考えてくれているという事です。

実現できれば、日本はようやくこうした国々にお返しができる日が来るかもしれません。

日本は、「SDGs」や「グレートリセット」が掲げる「持続可能な管理社会」などという偽物の持続可能に加担する必要はないのです。

彼らは持続可能など本音ではどうでもよく、人々の管理体制を敷いて権力を集中させたいだけです。

日本はそのような悪しき計画ではなく、本物の持続可能を実現できる力を持っています。

日本が本気になれば世界は平和に向かって大きく前進するはずです。

かつての日本は家屋や家具、道具の原材料は木材でした。

エネルギーも薪や木炭など山林から得ていました。

山や自然に感謝し、自然との共存を大切にする文化と精神性を持っていました。

近代に入って、国内の産業は著しく衰退させられ、原材料は輸入品に依存させられるようになると、経済の中心も都市部に偏るようになり経済的役割を失った山村は衰退しました。

これらの技術は、山村を再び経済構造の中心に引き戻す事も可能となります。

人口も都市一極集中ではなく、山村や地方にも流れる事になり日本全体の再生にもつながります。

そうなれば多くの人達が自然との共存を意識するようになっていく事になるはずです。

素晴らしい構想で林業復活の計画が進められていると思います。

ここで私達が知るべきなのは、これらは全て民間の人達が進めているという事です。

政府や官僚などはこれらの一般の人達の努力に関心を示しません。

実際に、何回か東京都や省庁に提案に行っても「予算がおりないので・・・」と、これだけの凄い技術の価値を理解してもらえなかったと言います。

エリートほど自虐史観が根付いているので、日本国内を充実させる事より、日本をグローバル化させる事を優先する傾向が強いと言われていますが、それは本当なのです。

彼らが反応するのは「日本」ではなく、欧米の価値観に沿ったものなのです。

現在の日本はアメリカの息のかかった外資企業が多く入り込んでいますから、下手をすれば利権を優先し、上から潰されてしまう可能性すらあります。

彼らはどんなに優れた発明品でも、それが人類に幸せをもたらすものであっても、自分達の利権が脅かされるようなら平気で潰します。

今までも数多くの技術が潰され、外資に売り渡されてしまいました。

こんな事では、日本は永遠に復活できません。

日本のために力を尽くしてくれている人達は、その事をよく解っています。

なので、開発者達は必要以上に宣伝をして自分達の技術を迂闊に広げたりはせず、この技術が必要とされるタイミングを待ちながら日本を守るための研究開発を地道に続けていてくれたのです。

こういった人達は、戦後にGHQの占領政策によって日本の精神や文化が失われてしまった事や、共存共栄から競走社会に日本の価値観を作り替えられてしまった事が日本没落の根本原因である事をしっかり解っています。

単に林業に詳しいだけの職人ではないのです。

自分のできる事で、どう日本を守っていけば良いのかを考えています。

私はこういう人達からは本物の日本人らしさを感じます。

競走社会の勝ち負けや損得に囚われるのではなく、共存共栄の精神を以って自分と他人と日本を大切にする。

まさに武士道です。

こういう事ができる人達は競走社会のトップにはほぼいません。

なぜなら、そういう人達は他人より優れた存在になって認められるとか、競争社会で上にいくなどという事に価値を見出さないので、地道であり目立ちません。

そんなものよりも大切な事があるのを解っています。

自分と他人の幸せのために人知れず力を尽くしてくれています。

世間の評価などに左右されず、競争のシステムにも参加せず、世に隠れています。

本人達はそれでも全然平気なのです。

目的はあくまで共存共栄だからです。

栄光や名声など必要ありません。

本物を目指す人はこういう生き方をしています。迫力があります。

私達もこのような本来の日本人らしい生き方を取り戻すべきだと思います。

11人が本気になって共存共栄のために力を発揮していければ、日本は復活できると思います。

日本の中枢機関の人達は国民の幸せなど考えていません。

今の政治を見ていると解りますが、彼らはアメリカの命令や、自分達の利益に都合の良い政策を優先します。

そのために平気で嘘をつき、国民を犠牲にします。それでもいいのです。

78年前の戦勝国であるアメリカやイギリスの言う事を聞いていれば、とりあえず自分達の立場は安泰なのでそちらの方が大切だからです。

アメリカやイギリスは自分達が中心メンバーとなっているダボス会議に於いて、世界のシステムをデジタル化し、人類全体を支配・管理するグレートリセットやSDGsを2030年までに完成させると提言しています。

この計画も彼らに倣うように、日本の現政権は「日本はグレートリセットに全面的に賛同する」と公式の会見で発表しています。

まさに上ばかりを見ている競争社会に囚われた手本のような人達です。

私達は、いつまでも彼らの価値観と同様に国民同士で競争し、対立し、バラバラになっているべきではありません。

彼らの言う事に従い、マイナンバーカードを取得したり、ワクチン接種を子供にまで進めたりして一緒になって日本を崩壊させている場合ではないはずです。

林業復活のために力を尽くしてくれている人達のように、日本の文化と精神を守るために本気になる時だと思います。

日本人はそういう事ができる人達だと思います。

 

「魂を失ったニッポン」の著書で有名なインドネシアの政治学博士アリフィン・ベイ氏は、私達日本人に対してこのように述べてくれています。

「アジアの国々は日本がもたらした精神的、技術的な支援で独立しました。

日本が敗戦して現地から引き揚げた後も、日本の精神性と技術的遺産は我々に引き継がれたのです。

日本人はこの事を深く考えてほしい。

アジア各国は日本の遺産を捨て去る事もできたのです。

だが、ほとんどのアジア諸国はそうはしなかった事の意味を。

我々は自らの意志で日本の遺産を残したのです。

武士道や神道などの日本人の精神を尊び手本としたのです。

これが各国の独立にどれだけ多くの貢献をしたかを忘れてはならないのです。

現代の日本人にはこの事を知っていただきたい。

我々アジアは日本に対して感謝と尊敬の念を持っている事を。

日本が敗戦国になったとはいえ、この精神的遺産はアジア諸国に高く評価されているのです。

一部ではやり方に問題もありました。

しかし、それはあくまで一部です。

日本がアジアを侵略したという事実はありません。

日本は自分達のもてる力を最大限に発揮し我々を導いてくれた。

あの時の日本の懸命な支援と精神的教育がなければ、インドネシアから日本が引き上げた隙に、再び侵略のために戻ってきたオランダによって我々は再び植民地になっていた事でしょう。

しかし、日本があれだけインドネシアのために力を尽くしてくれたからこそ、我々は再び植民地に堕ちるわけにはいかないと奮起する事ができました。

そして、自分達の力で独立を守り抜けました。

日本がいなかったら不可能だった事です。

日本がアジア全体に残してくれたものは、それほど大きいものです。

日本の尽力によってアジアは平和に大きく前進できたのです。

私達はこれからも日本と共に歩む事を望んでいます。

ですから、どうか日本人の本来の精神性を取り戻し、アジアの平和実現に向けて先頭となっていただきたい」と、ありがたい言葉です。

何度かお伝えしているように、かつて欧州・欧米の植民地政策によって虐げられていたアジア・アフリカ・中東の国々は日本を信頼してくれています。

この事を、私達日本人は誇りに思うべきではないでしょうか。

今のように、日本の社会が崩壊しかけている時こそ、こうした先人達の思いに対して真剣に目を向ける時だと思うのです。

戦後から78年が経ちますが、現代の日本人は平和ボケと言われてしまう事が多いです。

ですが、そうしてボケてしまう程に平和を享受してこれたのは、こうして命懸けで日本を守ってくれた人達の尽力があったからこそでした。

この事を知らないのは現代の日本人だけです。

こういう事実を知らないからこそ、現代の人達は日本人である事の喜びと誇りを失い、自分も、他人も、日本も大切にできないのではないでしょうか。

自分の事だけに囚われ、競争や損得ばかりに目がいき、日本を何とも思っていないような権力者の言う事に盲目的に従うような信念のない人達が増えてしまいました。

コロナ禍でも、日本の心を捨て去るかのように、社会全体がマスクやワクチン反対・賛成と分断し、差別するような方向に向かっていきました。

競争・支配・管理・搾取・差別、これらによって人が傷ついていく事に無関心な人達が多くいます。

これでは平和ボケと言われても仕方がありません。

大切なものを見失っている証拠ではないでしょうか。

そこには共に日本の素晴らしい文化と精神を守ろうとする心がありません。

現在の日本は、先人が築いてくれた平和の基礎によって成り立っています。

それはもう崩れ去る寸前のところにきています。もう目の前です。

戦後の日本人が本当の事実から目を背けていた間に、先人達の財産は失われてしまったのです。

コロナ禍のような騒動は、また形を変えて近いうちに起きてくる可能性が高いと思われます。

その前に今一度、本当に大切な事は何か、守るべきものは何かを考えるべきだと思うのです。

あの時代に日本はただ一人「人種差別や奴隷制度などおかしい」と勇気をもって訴え、心を尽くしました。

だからこそアジアの国々が平和に向かっていきした。

これだけ多くの国の独立に貢献した歴史を持つのは世界のなかでも日本だけです。

11人が日本人らしさを取り戻し、信頼や協力によって社会を回すことができれば日本は立ち直っていけるはずです。

ですから、皆様と共に武道の道を深め、日本の心を伝え合っていければ嬉しく思います。

そして、この社会的混乱を共に乗り越えていければと思っております。

このような時代に皆様とつながれる事を心より感謝しております。

 

今年も残り1ヶ月となりました。

この1年も世界中で様々な事が起き、より一層混乱が深まる年となりました。

日本でも5月にコロナ騒ぎが終息したものの社会は正常化せず、国民の負担が増すような法案が数多く制定され閉塞感は強まる一方です。

今年だけでもインボイス制度や森林環境税など必要のない増税が繰り返され、国民の負担率は56%以上にも達しています。

希望を失う国民も増え、貧困率と自殺率も更に上昇しています。(日本は先進国の中で中高生の自殺率が断トツの1)

日本人の心の喪失は、日本の文化・教育・農業・インフラ・経済などあらゆる分野にも影響を及ぼし崩壊が進んでいます。

中枢機関の人達は、国民の生活を守る気など全くない事がどんどん露わになってきました。

このままでは、日本人は貧困化し、権力や利権を求める一部の人達に日本を売り渡されてしまいます。

そうならないためには、国民11人が如何に信頼し合い、協力して社会を回せるかにかかっています。

いつまでも競争社会の原理に囚われ、国民同士がバラバラになっているようでは間に合わなくなります。

もはや国民同士で点数争いや、勝ち負けなどの競争をやっている場合ではありません。

1人でも多くの我々国民が、悪しきシステムから抜け出し、本来の日本人の強みである共存共栄の心と文化を取り戻していかなければなりません。

今ほど、それが必要とされる時代はないと思います。

そんな中、最近学校の歴史教科書の内容が変更されるという事が話題になっています。

なぜ、話題になっているのかというと、その変更内容があまりに酷すぎるからです。

簡単に言えば、子供達に日本が悪い事をしてきたと認識を植え付けるための自虐史観教育が強化された内容に変更されるのです。

例えば、日本地図の掲載の仕方などは露骨です。

北海道と沖縄を日本地図から除外し、本州のみを教科書に掲載するというものです。

理由は、この2つの地域は日本が現地人を侵略して奪い取った土地なので、日本の土地ではないからという事だそうです。

当たり前ですが、これは事実無根の嘘であり、日本人は北海道のアイヌや、沖縄の琉球を侵略などしていません。

北海道は江戸時代の松前藩、盛岡藩、秋田藩、仙台藩が協力して北海道を防衛し、アイヌの人達を手厚く庇護していました。

当時の江戸幕府も、「アイヌの文化を尊重し、協力できるところは大いに協力していくように。決して非道な事はしてはならぬ。非道な振る舞いをした者は即刻、蝦夷地(北海道)開墾の任を解く」と、厳しく命令書を出しているほどです。

寒い時期には、アイヌの人達を日本の陣屋に招待して、一緒に温かい鍋やお酒を囲んでいる記録などが数多く残っています。

また、北海道には本州には見られない変わった地名が現在もたくさんあります。(トマム、シホロ、アッケシ等々)

これは江戸幕府がアイヌ語の地名をそのまま尊重して残していたからです。

アイヌの人達が天然痘で苦しんだときには、江戸からたくさんの名医が救援に駆けつけ種痘(自然成分で作られたワクチン接種の事)によって、多くのアイヌ人の命を救いました。

狩猟と採集によって生活していたアイヌの人達は日本の農耕を取り入れ、食料不足に陥る事が大幅に軽減されました。

ここで大切なのは日本人はアイヌの人達の狩猟と採集の文化を尊重しながら、農耕も取り入れてもらったという事です。

アイヌの文化を否定して汚したのではありません。

それどころかアイヌの人達は日本人を信用し、陣屋の建設に協力してくれたりするようになっていたのです。

北海道開墾は日本人とアイヌ人の協力によって成しえたのです。

こういう正当な歴史を教えれば、子供達は「日本人は心を尽くしてきたのだな」と日本を誇りに思えると思います。

やがては日本を大切に思う大人になってくれるはずです。

それが、日本の未来をどれだけ明るくすることでしょうか。

それなのに、現在の日本は戦後78年続いてきた自虐史観教育を更に強化しようというのです。

特に東京書籍の「小6 新しい歴史教科書」と、教育出版の「小学6 社会」の内容は悪質です。

日本地図の掲載でも本州の色は「」なのに対して、北海道・沖縄・外国を「」で表示し、まるで北海道と沖縄が外国であるかのような印象を与えたり、そもそも北海道と沖縄を載せないなど、あからさまな印象操作をしているのです。

これを見た一部の教育関係者は、文部科学大臣に抗議をしました。

が、大臣は「東京出版と教育出版の意志を尊重する」と、取り合ってはくれなかったそうです。

東京出版などは内部が在日関係者で占められている事で有名ですし、アメリカや中国とも懇意です。

利権や権力の関係上、大臣も事を荒立てたくないのでしょう。

とんでもない事ですが、これが現在の日本の中枢機関の人達なのです。

ですが、このような子供達への洗脳教育は絶対に許される事ではありません。

私達大人が真剣に考え、子供の心は自分達で守るという意志を持つ事が求められます。

また、子供達だけではなく、大人に対するプロパガンダも今後さらに強化されていく動きがあります。

来年の3月に「Japans holocaust(ジャパンズ・ホロコースト)という本がアメリカから出版されます。

ホロコーストとは、かつてのナチスドイツが行ったユダヤ人虐殺の行為に用いられた言葉です。

その日本人バージョンという意味なのでしょう。酷いプロパガンダです。

前文にこう書かれています。

「本書は、日本がヒトラーのナチス・ドイツを遥かに上回る3千万人以上もの大虐殺の愚行をした事を再確認するために、最新の学問と新しい一次研究をまとめたものである。

本書は、日本の軍隊が行った残虐行為と、日本国民もそれを熱狂的に支持していた事を世界中に広めるためにある。

彼らは、南京大虐殺や他の多くの事件で示されたように、最も邪悪な人間の想像力をも超える残虐行為を止めようともしなかった。

大量殺人、強姦、経済的搾取がこの時期の日本の常套手段であり、ヒトラーのナチスドイツが残虐行為を隠そうとしたのに対して、日本の軍隊と国民はファンファーレと熱狂をもって残虐行為を公然と行った。

アジア全域は日本によって地獄の底まで突き落とされたのである。

更に、ドイツが第二次世界大戦後、その犯罪を償い、記録するために多くの努力をしてきたのに対し、日本はその犯罪に対する賠償と、戦時中の過ちを国民に教育する努力を怠り、まったく恥ずべき国家といえる。

驚くべき事に、日本はいまだに戦争犯罪人と戦時中の過ちを美化し続けているのだ。」

と、予告されている前文だけでも、とんでもない嘘で溢れており、現在でもこんな本が出版されるという事に大変驚かされます。

この本の著者はブライアン・マーク・リッグという人物ですが、この人物は国家社会主義党(通称ナチ党)というかつてのナチスドイツの思想を受け継いだ団体の党員である事が解っています。

このナチ党といえば、ウクライナやイスラエルでの戦争の原因を作るためにアメリカ政府に協力してきた団体として有名です。

ウクライナ軍の部隊の一つに「アゾフ大隊」という隊が存在しています。

日本のテレビでも何度か紹介されていたようなので、ご存知の方もおられると思いますが、あのアゾフ大隊は実はナチス思想の隊であり、ウクライナ軍のなかでも最も残酷な仕打ちを自国民に行っていた部隊なのです。

そんな団体に所属している人物が「日本人はドイツのヒトラーよりも非道な人間達である」と世界中に宣伝して回るのです。

アメリカ政府関係者の一部にも、この本の内容を支持している者がいるといいます。

考えられない事ですが、これがアメリカ政府の日本に対する本音なのです。(アメリカ国民の人達の事ではありません)

このように徹底的に日本を悪とすることによって、日本とアメリカ国民双方の感情を煽り、お互いの関係に軋轢を生じさせる事ができます。

うってつけのプロパガンダ本と言えます。

事実ではない残虐行為を誇張して宣伝し、感情を煽り、罵り合わせる。

こんな本の内容を子供達が目にしたら、どれだけ心が傷つくでしょうか。

本というのものは後世にまで残ってしまいます。

現在の日本人は、自虐史観に染まっており自分達は悪い事をしたと思っている人達が多くいます。

ただでさえ、悪しきプロパガンダに染まりやすい状態になっているのです。

そんなところに、このような歪んだ歴史観が広まれば、更に自虐史観に汚染され日本人の精神状態が大変な事になると思います。

日本が嫌になり、日本軽視の風潮はますます加速していきます。

そうなれば、やがては今の政治家たちのように日本を守ろうとしない人だらけの国になっていき、本当に亡国の道を辿ることになります。

今のうちに大人が事実を知り、子供達に本当の事を話していかなければ間に合いません。

戦後からアメリカは日本の精神や文化を破壊し、先人の築いてきた財産や資源を奪うだけ奪ってきました。

その上、いまだにこんなプロパガンダを広めるとは非道の極みです。

78年前から繰り返されてきた日本人への自虐史観戦略は現在も進行中なのだと改めて思わされます。

あくまで「日本をアメリカの忠実な属国として抑え込んでおきたい」という思惑が見えてきます。

先日も、ウクライナ戦争を主導したアメリカ国務次官のビクトリア・ヌーランドが日本に来日しました。

現在の日本の閣僚達は迎賓館に招待するなど大歓迎で迎えました。

なぜ、アメリカの国務次官がこのタイミングで来日するのでしょうか。

それはウクライナとイスラエルの戦争資金を日本に依頼(命令)するためです。

日本以外の国は、アメリカの度重なる非道な行為に愛想を尽かし、離反していっています。

欧州の国々の大半も、今やウクライナ戦争から手を引き始めています。

しかし、忠実な属国となってしまった日本は違います。

案の定、日本はウクライナとイスラエルの資金提供に全面的に協力するという事を決定しています。

これは私達の税金によって賄われます。

これだけ増税が繰り返され、貧困の人達が増えているのにです。

これからも日本の上層部はこうして悪しき行為を繰り返していきます。

何故なら、アメリカやイギリスの命令を実行していれば、自分達の立場は安泰だからです。

これほどまでに現代の日本人は、日本を愛し守ろうとする精神が失われてしまっているという事です。

特に中枢機関にいる人達はそれが顕著に表れています。

今、気付かないと手遅れになります。

この悪しき風潮に呑まれないためにも、競争・分断が横行するような酷い状況を繰り返さないためにも、

日本人が持っている調和を重んじる精神性、文化、歴史を取り戻す事が大切な時代になっていると日々感じさせられます。

 

戦後の日本はGHQはじめ占領軍によって精神性、文化、歴史を捻じ曲げられ、日本人は誇りを失っていきました。

その影響は年々深刻になっており、現在の日本は「日本はアジア各国を侵略した悪い事をした国である」という自虐史観がもはや正当な歴史であるかのようになってしまっています。

これは今も日本人の心に暗い影を落とし、「日本は駄目な国、グローバルな価値観が素晴らしい」とした日本軽視の風潮を根付かせ、現在進行中のグレートリセットを推進するような日本人を多く生み出してしまった大きな原因となっています。

現在、起こっている様々な問題の根本的な原因もここにあると言っても過言ではないと思います。

政治や官僚など中枢機関にいる人達の振る舞いを見ていても解るように、日本人である事の誇りや喜びを失い、日本人でありながら日本を守ろうとしません。

日本を大切に思っていない人が多くいるのです。

ですが、私達日本人は本当は誇りある歴史と文化を持っています。

かつての日本人も、アジアの人達も、日本が素晴らしい国である事をしっかり理解してくれていました。

かつて、1900年代前半は植民地支配や人種差別が当たり前のように横行していた時代でした。

今でも人種差別は続いている地域はありますが、当時の状況は比べ物にならないほど酷い状況であり、奴隷にされていた人達はゴエム(獣以下)などと呼ばれていたほどです。

そのような非道な世界秩序を主導していたのは、アメリカやイギリスといった列強国のトップ達でしたので、誰も何も言えない状況でした。

そんな中で日本は世界で初めて人種差別撤廃を主張しました。

1次世界大戦後の1919114日に、世界32カ国が参加するパリ講和会議が開催された時の事です。

この会議の開催目的は、世界平和を実現させるための組織である国際連盟の規約を取り決めるというものでした。

日本はアジア代表として参加する事となりますが、世界の主要国が集まるこの機会を絶好のチャンスと考え、植民地と人種差別撤廃を訴えるという強い意志をもって会議に参加します。

しかし、当時の世界情勢では人種差別撤廃を主張すれば列強国の反発は必至の状況でした。

そこで、日本全権団はパリに到着するなり精力的に活動し、特に代表の牧野伸顕は各国と根回し交渉を行うなど入念に準備を進めます。

が、予想通り列強国の反発の意志は固く、特にイギリスとアメリカは強硬に反対してきました。

このままでは提案は却下される可能性は濃厚となってました。

しかも、こうした列強国トップの意に沿わない提案をする事は、彼らに睨まれる事になり危険な行為です。

それでも日本全権団の人達は「不当な差別と搾取に苦しむ人達のためにも、世界に日本の意志を示す」と決意していたのです。

牧野氏は国際連盟の「宗教に関する規定」という項目に、

「人種或いは国籍に関係なく、法律上或いは事実上如何なる差別を設けてはならない」という文章を盛り込む事を提案します。

戦争は人種・宗教によって差別が横行し、恨みが募り、やがては戦争の原因となっていく。

恒久平和のためにも、この理念を明確に世界に示す事が必要であると主張するのです。

とはいえ、欧米・欧州諸国としては植民地の豊富な資源はこれからも必要です。

更に資源採取の重労働は、現地の人達を奴隷として使うのが最も良い手段です。

資源確保のためにも、人件費削減のためにも、植民地解放と人種差別撤廃をする事は両方とも都合が悪いというのが彼らの本音でした。

しかし、この日本の真っ当な提案に対しては誰も表立って反論ができません。

そんな事をすれば自分達の本音が世界の人達にバレてしまうからです。

そこで彼らは「宗教に関する規定」の項目そのものを一括で削除するという方法で却下したのです。

日本の人種差別撤廃の提案に反対するのではなく、項目自体が必要かどうかの議論にすり替えて対抗してきたのです。

これほど真っ当な提案をしているのにも関わらず、西洋諸国の予想以上の不誠実な態度に「やはり、我々の提案を国際社会に認めさせる事は難しいのか・・・」と日本側は絶句したといいます。

普通なら、ここで終わってしまうかもしれませんが日本は諦めませんでした。

なぜなら、これと同時期に日本の奮闘ぶりが世界中に知られ大反響を呼び起こしていたからです。

アジア・アフリカ各国だけではなく、リベリアやアイルランド、アメリカの全米黒人地位向上協会からも感謝の声が届けられました。

列強国に虐げられている人達の思いの一心が日本に向けられていたのです。

会議の期間中にそうした世界各国の思いを知らされた牧野氏は感動し、「たとえ列強国に睨まれようとも諦めてはいけない!」と全権団を鼓舞し代表団も牧野氏の方針を支持するのです。

そして、1919411日の国際連盟の規約を決める会議最終日に、日本は再度、人種差別撤廃案を提出しました。

今度は「連盟規約前文」に盛り込む事を提案します。

連盟規約の前文であれば、項目の1つという扱いにはならないので削除ができないという思惑があっての提案でした。

「世界各国の国民は平等であり、どの国に所属していようとも公正待遇の主義を是認する」として、国連は国籍や人種など関係なく全ての人達の人権と尊厳を守ると世界に宣言するべきだと強く訴えます。

これに対して、またしてもアメリカとイギリスが強硬な反対を表明します。

イギリス代表のロバート・セシル封鎖相は、

「このような文句の挿入は全くの無意味である。

意味があるならイギリスは重大な反対を表明する。待遇の優劣は国際連盟で問題にならない。

そもそも国際連盟は戦争の防止が目的であって、植民地や人種差別の事で議論をするべき組織ではない。」

と、訳の分からない理屈で反論してきます。

会議の議長であるアメリカのウィルソン大統領もこれに続き、

「我々の意志はイギリスと同様であり、人種差別撤廃は内政干渉である」として日本に主張を取り下げるように勧告します。

しかし、それでも日本は引き下がりません。

牧野氏は、

「この提案はあくまで国際連盟の理念を明確にするもので、他国の内政における法的な規制を求めるものではない。

それにも関わらずこれを拒否するとは何事か!他の国を平等と見ていない証拠ではないか。

と毅然と反論しました。

日本は列強国が相手であろうと平和実現のために妥協しなかったのです。

これは日本を守ることはもちろん、苦しんでいるアジアの人達のための行動です。

日本が世界から尊敬されていた理由はこういうところなのです。

「あのイギリスやアメリカに日本は対等に渡り合っている・・・」と、目の前で日本の堂々たる姿を見た他の国の人達も、徐々に日本の提案に賛成の意志を表明しはじます。

続けて牧野氏は、

この提案は日本国民とアジア諸国の揺るぎない意志である。どうしても納得できないならば他国の意志を明確にしましょう。採決を!」と、

あくまで公正に決めるべきであると主張します。

これにはアメリカやイギリスも何も言えなくなり採決が行われる事になりました。

結果は賛成が「11」、反対が「5」で、日本は圧勝しました。

日本の思いは支持されました。

牧野氏も胸を撫で下ろしました。

しかし、この採決後に議長のウィルソンは、「全会一致で賛成を得られなかったので、提案は却下する」と無茶苦茶な事を宣言します。

当時の国際会議は多数決が原則でした。

全会一致という取り決めはありません。

ウィルソン議長の言葉に会議は騒然とし、日本だけではなく賛成した国々も

「なぜ、今回に限って全会一致が必要なのか。国際連盟にそんな規約はない!」と、猛然と抗議します。

しかし、ウィルソン議長は一方的に否決を宣言し、そのまま会議を終了してしまうのです。

あまりの身勝手な振る舞いに怒る牧野氏ではありましたが、アメリカとイギリスは聞く耳を持ちません。

一方的に退出の準備をしていたそうです。

最後に牧野氏は「今回、日本が提案した内容と賛否の数は議事録に記載してもらいたい。今すぐに。」と強く訴え議会は幕を閉じました。

会議後、日本の提案を支持してくれた人達は「あの時に日本が議長だったなら・・・」と、口を揃えて語っていたといいます。

このアメリカやイギリスの異常な行動の背景には、ロスチャイルド家やロックフェラー財団の意志が深く関わっていた事が現在では明らかになってきています。

大統領のウィルソンを初めアメリカ議員達の多くは、彼らの関係企業(FRB)から多額の資金提供を受けており、そのおかげで当選していますので、ロスチャイルド達の意向に沿うようにしなければ自分達の立場が危ないのです。

なので、彼らも必死になって日本に反対を迫っていたわけです。

後日、当のウィルソン氏は「FRBの設立などに協力しなければ良かった。アメリカや世界の民主主義は彼らに乗っ取られてしまった」と強い後悔を口にしていたほどでした。

当時の日本の新聞でも、植民地利権には国際金融資本と呼ばれる危険な勢力が絡んでいる事が普通に載せられていたぐらいですから、彼らの意向に反対をする事はどれだけ危険であるかは、日本全権団も十分に解っていました。

それでも、「利権や権力よりも大切な事がある」と、人として正しい道は何であるかを訴えました。

結果として否決にはなりましたが、この日本の行動がどれだけ世界の人達に感動を与えたか、価値のある行動であったかを私達は知る必要があると思います。

事実、会議終了後に「日本は私達の唯一の代弁者だ。他の国も日本に続いてほしい」と最大の賛辞を寄せられる事が多かったのです。

また、この日本の提案が否決された事が世界の人々に知られると、アメリカを始め世界中で暴動が多数発生しました。

当時の世界も苦しんでいた人達が大変多く、情勢は暗いものであった事が解ります。

そんな中、日本は世界の人達から尊敬や感謝の思いを寄せられていたのです。

何度かお伝えしているように、この時代に虐げられていたアジア・アフリカ・中東の国々は日本を信頼してくれています。

この事を、私達日本人は誇りに思うべきではないでしょうか。

今のように、日本の社会が崩壊しかけている時こそ、こうした先人達の思いに対して真剣に目を向ける時だと思うのです。

戦後から78年が経ちますが、現代の日本人は平和ボケと言われてしまう事が多いです。

ですが、そうしてボケてしまう程に平和を享受してこれたのは、こうして命懸けで日本を守ってくれた人達の尽力があったからこそでした。

この事を知らないのは現代の日本人だけです。

こういう事実を知らないからこそ、現代の人達は日本人である事の喜びと誇りを失い、自分も、他人も、日本も大切にできないのではないでしょうか。

自分の事だけに囚われ、競争や損得ばかりに目がいき、日本を何とも思っていないような権力者の言う事に盲目的に従うような信念のない人達が増えてしまいました。

今、かつての植民地主義と同じようなグレートリセットという支配・管理・搾取に向かっていく動きが活発になっています。

大半の人達は事実から目を背け、グレートリセットに加担するかのようにワクチン接種やマイナンバーカード取得などに積極的に協力し、これだけ理不尽な増税を連発されても疑問にすら思えなくなっています。

実際にコロナ禍でも、日本の精神と文化を捨て去るかのように、社会全体がマスクやワクチン反対・賛成と分断し、差別するような方向に向かっていきました。

競争・支配・管理・搾取・差別、これらによって人が傷ついていく事に無関心なのです。

これでは平和ボケと言われても仕方がありません。

大切なものを見失っている証拠ではないでしょうか。

そこには共に日本という素晴らしい文化と精神を守ろうとする心がありません。

現在の日本は、先人が築いてくれた平和の基礎によって成り立っています。

それはもう崩れ去る寸前のところにきています。もう目の前です。

コロナ禍のような騒動は、また形を変えて近いうちに必ず起きてくると思われます。

その前に今一度、本当に大切な事は何か、守るべきものは何かを考えるべきだと思うのです。

あの時代に日本はただ一人「人種差別や奴隷制度などおかしい」と勇気をもって訴え、心を尽くしました。

だからこそアジアの国々が平和に向かっていきした。

これだけ多くの国の独立に貢献した歴史を持つのは世界のなかでも日本だけです。

11人が日本人らしさを取り戻し、信頼や協力によって社会を回すことができれば日本は立ち直っていけるはずです。

ですから、皆様と共に武道の道を深め、日本の心を伝え合っていければ嬉しく思います。

そして、この社会的混乱を共に乗り越えていければと思っております。

このような時代に皆様とつながれる事を心より感謝しております。

 

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