いつも稽古を支えていただきありがとうございます。 

ラジオ更新しました。

今回はトランプ大統領と日本の関係性を考察しました。 

11月6日に行われたアメリカ大統領選挙でトランプが勝利しました。 

これを受けて「これで世界は救われる！正義の勝利だ！」と多くの人達が喜んでいます。 

この4年間のバイデン政権によって日本もアメリカ国民も散々に苦しめられました。 

日本の状況も深刻ですが、アメリカの崩壊もすさまじく大量の移民によって治安は悪化しているのに、それでも民主党は懲りずに移民に市民権と選挙権を与え永久に自分達の有利に働くような国に作り替えようとする始末。

増税と物価高高騰で貧困層は拡大の一途を辿り、立て続けに起こした戦争も歯止めも利かなくなっています。

今回も不正選挙が行われたら確実に内戦になっていたという状況でした。 

そんな状況下でトランプが勝利したので、アメリカ国民からしたら熱狂したくなるかもしれません。 

しかし、問題なのは日本人までが大喜びしている事です。

日本はアメリカ大統領の事で喜んでいる場合ではないはずです。 

確かに、ハリス大統領になっていたら最悪でした。

ますます日本の政治家達はバイデン政権時と同様にグレートリセット推進のために腐敗の限りを尽くしていたはずです。 

戦争に加担させられていた可能性すらありました。

本当に危険な事態になるところでした。 

それがトランプになった事によって、ひとまず戦争の可能性が低くなり最悪は免れたのは事実だと思います。 

しかし、厳しい状況である事に変わりはありません。

実際のトランプは、世界平和ではなくアメリカ第1主義のリアリストです。

日本に対してはドライであり、取引によって動く人です。 

アメリカを良くするためなら、遠慮なく日本の国益を無視した行動をしてきます。 

第1次トランプ政権の時は実際にそうでした。

種子法や種苗法、水道法改正やアメリカの古い兵器の大量購入なども日本はやらされてきました。 

防衛産業も潰されてしまいました。 

それは全て第1次トランプ政権の時です。 

コロナ禍の時もワープスピード計画によって危険なmRNAワクチン接種を進め、マスクの強制も呼び掛けていました。 

いざという時に、本当に国民を守る選択をする人なのかどうかも解りません。 

更には、非道の限りを尽くしているイスラエルを支持し、日本にとって大切な親日国であるイランを敵視もしています。 

国際的に見てもイランはイスラエルの挑発に対して耐え忍び、中東周辺国ともサウジアラビアらと協力して和解に向けて努力しています。

戦争を回避しようと努力しているイランは少しずつ国際的にも行動の正当性を認められ始めています。 

当然ながらイスラエルは逆に非難されています。

それなのにトランプ氏はあくまでイスラエル支持です。

これは副大統領のバンス氏もそうです。

繰り返しますが、イランは親日国で「日本はアメリカの属国状態から勇気を以って脱するべきです」と亡くなったライシ大統領もエールを送ってくれるような友好国です。

そんなイランを敵視するトランプ氏を、日本の私達は「トランプになった！これで正義は勝った！」などと大喜びしていて良いのでしょうか。 

トランプはあくまでアメリカを良くしていくと言っているのであって、日本を救う人ではありません。

ましてや日本は、この4年間トランプの敵であるバイデン政権の忠実な僕として振る舞い、各種メディアがハリス支持を全面に押し出していた事をトランプ陣営はしっかりと見ています。 

トランプ陣営はそんな日本政府を信用していません。 

厳しい態度に出てくる事は目に見えています。 

トランプ支持者のなかには、日本政府は腐敗しているから政治家共は粛清された方が良いという意見も聞かれます。

しかし、本当にそれだけで済むでしょうか。

国内が混乱してガタガタになれば、政治家達は自分達の立場を守るために必ず国民にツケを払わせようと動きます。 

バイデン政権のアメリカから支援がなくなれば、彼らは日本国民から搾り取るしかなくなります。 

日本国民の大半が危機的状況である事に気付いているならば話は別です。 

しかし、現状はそうではありません。

日本の政治家達が国民の締め付けをさらに強めようとしても、多くの日本人は気付かずに受けて入れていってしまいます。 

コロナ禍の時のように流されて従ってしまうだけ・・・このような事にならないでしょうか。 

トランプによってアメリカは息を吹き返し、逆に日本は小国化していく。

そうなると強くなったアメリカにとって日本はこれまでのような利用価値がなくなっていく。 

国際的にも立場が弱くなっていく。 

そんな状態になってしまわないでしょうか。

トランプになっても日本が良くなるわけではないと思います。

この事を肝に銘じておかなければいけないと思います。

もし、日本人1人1人の意志が日本は自分達の手で守っていくとなれば状況は変わってきます。 

それこそトランプも見限るような腐敗した日本政府に頼るような生き方ではなく、自分達の生活は自分達で守り、出来るかぎり既存の経済システムに依存しないで生きていけるようにしていく。 

競争ではなく、お互いを支え合う事で生きていけるような日本人らしさを取り戻していく。

そのような1人1人の意識が日本の独立にもつながる風潮を生み出す事にもなると思います。

全ては私達国民の意志に掛かっていると思います。 

これから日本人の意志が試される4年間になるはずです。 

私達も武道を通して皆さんと一緒に出来る事はないかを日々考えていきたいと思います。 

これからも一緒に頑張りましょう。 

世界で最も調和を重んじ、誇りを大切にしていたのは日本人です。 

美しい文化と精神性を取り戻す事はできると信じています。 

第28回　 トランプ大統領と日本の関係 

https://youtu.be/2mak7aItQnw?si=AbkrqAZBUzsaoGSj…@YouTube

より

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