空手道辻堂道場のブログ

神奈川県藤沢市辻堂にて空手の道場をやっております。 武道の心を皆様の人生に活かしていただきたいと願っております。 道場生の皆さんは真剣に楽しく稽古に励んでおります。 とても良い雰囲気の道場です。 競争や優劣の争いではなく、心を重視し、基本・型を中心に稽古しております。 よろしければ共に稽古しましょう。 お待ちしております。

2023年03月

今年の3月で東日本大震災から12年が経過しました。

東日本大震災の時も大変混乱し、多数の方が亡くなった痛ましい出来事ではありました。

ですが、日本社会を覆う混乱、閉塞感、人々の心の荒廃、競争社会の激化は震災当時よりも深まり続けています。

不自然に繰り返される増税、保険証を廃止しマイナンバーを義務化する動き、ワクチンによる超過死亡の増加、悪化するウクライナ紛争、勢力を拡大し続ける軍需産業、日本の米農家と畜産農家の相次ぐ廃業、30%以下に陥っている日本の食糧自給率、学校で導入されるコオロギ昆虫食、終わりの見えないマスク社会、過去最高に到達した中高生の貧困率と自殺率、世界一を記録する日本のうつ病やガン患者数、尖閣諸島や台湾の緊張状態、緊急事態条項新設に向かう議論の深化、不都合な情報を隠蔽するメディアと権力、など数えればキリがありません。

このどれもが今も解決されないばかりか、問題は増えていく一方という状況です。

あの甚大な被害を出した震災当時とすら比較にならないほど遥かに酷い社会になっている事に改めて危機感を感じます。

コロナ禍以降、特に異常さが露骨に感じられますので、日本はどうしてこんなにおかしくなっているのかと思われる方も多いのではないでしょうか。

ですが、本当の原因はコロナそのものではなく、それ以前の戦後の占領政策からずっと日本人の精神性や文化は捻じ曲げられてきました。

私達の知らないところで腐敗は横行し、このような社会になってしまう土台は作られ続けていたのです。

3月は東日本大震災(311)が記憶に新しいところですが、78年前には東京大空襲(310)がありました。

この空襲によって東京全体が焼け野原となり、12万人を超える人々が亡くなりました。

戦争というものはあくまで軍隊同士の戦いであり、民間人を巻き込む事は一切あってはならないはずです。

ましてや、この空襲は意図的に無差別爆撃を仕掛けているので「戦争犯罪」にあたります。

実際に、戦後の東京裁判では裁判官の一人であるラダ・ビノード・パール判事が、

「西洋諸国がアジア全体に行った残酷極まりない植民地支配こそが第2次世界大戦の真の原因である。

日本は世界でたった一人で、その愚かな行為を正そうとしていたのだ。

それなのにアメリカやイギリスは結託してABC包囲網で日本を追い詰め、戦争をせざるおえないようにしていった事は明らかである。したがって日本が戦争に及んだことを罪に問うのは極めて不当である。

ましてや罪のない民間人を幾度にも及ぶ空襲で無差別に殺害したことは重大な戦争犯罪である。

日本を裁く前にあなた達戦勝国が先に裁かれるべきである」、と世界に向けて訴えてくれているほどです。

現在もインド政府は「我々インドはこれからもパール判事の言葉こそが正当であると公式に日本に表明する」と言ってくれています。

このように東京大空襲は「戦争犯罪」である事が明確でしたし、当時のアメリカ軍関係者の中でも空襲には反対意見が多数あったそうです。

なかには民間人爆撃に最後まで徹底的に反対し更迭された人もいたほどでした。

しかし、それにもかかわらず空襲は強行されました。

作戦の指揮をとったのはカーチス・ルメイという人物です。

ルメイは政府と非常に距離が近い軍人であり、反日の政治家達とも懇意でした。

なので、いかに軍が反対しようとも作戦を強行する事ができたのです。

そして戦後も功績が認められ空軍の最高位である大将にまで昇進しています。

更に驚くべき事に、戦後の日本政府はこのルメイに勲一等旭日大綬章を送っているのです。

勲一等旭日大綬章は日本のために力を尽くした人物に最大限の感謝を表すための章です。

それが空襲を強行した「戦争犯罪者」に送られたのです。

理由は航空自衛隊の創設に協力してくれた功績を讃えるというものでした。

当時は実際の被害者やご遺族の方達も存命でしたから、「これほど酷い裏切り行為はない」として多くの人達が反対の声をあげましたが、その声は完全に無視されました。

それどころかルメイは航空自衛隊にも強い影響力を持ち続けるのです。

本当に信じがたい話しだと思います。

当時、この賞を贈る事を推し進めた人物達の一族が、現在もそのまま日本の中枢機関で権力を握り続けています。

彼らは戦後に日本の中枢機関に入り込み、アメリカやイギリスの依頼(実際は命令)を忠実に実行する事で自分達の利権や権力を維持してきました。

今でいえばワクチン被害者や遺族の声は完全に無視され、危険と解っていながら接種を強要したファイザー社やモデルナ社はなぜか日本で強い影響力を持ち続けていることと重なります。

そして、日本政府はモデルナ社の大規模工場を日本に建設するため全面的に協力するという事も表明しているうえに、

野球で国民が浮足立っていた裏で緊急事態条項(内閣の独裁体制の実現)の審議までも急ピッチで進めているのです。

こうして昔から似たような事がずっと繰り返されてきているのです。

私達はもっと本当の事実に目を向けなければいけません。

東日本大震災が起こった時も東北の惨状を見て、官邸では「この騒動の隙にアメリカとTPP交渉が締結できるな」と喜んでいたというのも有名な話です。

TPPは日本の農業を破壊してしまう条約でしたので多くの人達が反対していましたが、震災でそれどころではなくなり、反対の声は掻き消されたのでスムーズに締結ができるという意味なのでしょう。

当時、現場を見ていた農水省の職員がこの事を証言しています。

世界の流れを決めているダボス会議が支配・管理社会に移行させると表明していますが、アメリカやイギリスはその筆頭ですから、日本の政府が彼らに合わせて国民無視の政策を急速に進めるのは当然の事なのです。

ここから見えてくるのは、日本人の精神性や文化を破壊してでも、自分達の権力と利益を優先する事を彼らは意図的にやっているという事です。

このままでは、今後も混迷が深まる事は確実です。

多くの人達は長年このような実態に目を向けず受け入れ続けてきてしまいました。

しかし、これ以上そんな事をやっていたら自分達も子供達の未来もありません。

支配・管理・搾取が横行する社会になります。そこには自由も幸せもありません。

日本の中枢機関や権力は私達の幸せの為に動く事はありません。

ですから、私達の方から本当の日本人の力である調和力と本質を見抜く心を取り戻し、競争から調和に転換していかなければいけません。お互いの信頼と協力を深めるしかありません。

手遅れになる前に1人でも多くの人達が今までの競争社会の実態に目を向けて、本当の日本人の心・生き方に目を向けていただければと思います。

 

過去に世界が混乱した時も日本人は人としてのあるべき姿を見失う事なく、その姿勢を示してきました。

競争や分断を良しとせず、調和・共存を体現できる力を日本人は持っています。

私達日本人が世界から信頼され、多くの人達に与えてきた影響というのはSDGsなどとは全く違い、本物の真心に基づくものでした。

前回トルコ地震の話題の際にもお伝えしましたが、親日国のひとつにアゼルバイジャンがあります。

この国も大変な親日国ですが、なぜ日本がこのような酷い状況になっていても今もなお尊敬してくれているのでしょうか。

かつてのアゼルバイジャンは1991年の旧ソ連崩壊の混乱に巻き込まれていました。

ソ連崩壊によってお互いの主張が激しくなった周辺国はあちこちで戦争を行っていました。

その数々の戦争の中で一番悲惨だったのがナゴルノカラバフ戦争と呼ばれる戦いでした。

アゼルバイジャンはこの戦いに身を投じる事になってしまうのです。

この戦いは悲惨極まるものとなり、その結果アゼルバイジャンは世界で断トツの貧困国になりました。

そんな状況からアゼルバイジャンを救ったのが、初代大統領ヘイダル・アリエフ氏です。

彼は大統領就任後すぐにアゼルバイジャンから周辺国1300キロを繋ぐBTCパイプラインというエネルギー搬送インフラを作り、カスピ海の天然ガスと石油を地中海まで運び世界全体に輸出する事のできる体制を整えました。

このBTCパイプラインの完成によって、石油とガスの供給に関しては、ロシアやアメリカといった大国の支配からアゼルバイジャンとその周辺国を巻き込んで脱却させることに成功したのです。

そして、大国のエネルギー依存から抜け出すだけでなく、逆に他国からの資源メジャーから投資されるように交渉を重ねていきます。

その結果として日本の伊藤忠とINPEX、イギリスのBP、アメリカのエクソンモービル、フランスのトタルといった世界の資源メジャー企業の信頼を得る事に成功し、アゼルバイジャンは巨額の投資を集めていくのです。

この時、ヘイダル・アリエフ氏が一番最初に投資の依頼をしたのが日本であり、アゼルバイジャンはいつも日本との取引きを優先してくれています。

アゼルバイジャンは、産業の中心である石油とガスの供給体制を確立させたことで、雇用も充実し、多くの企業も立ち上がり、経済状況が一気に回復していきます。

2004年までには国民の80%が最貧困層と呼ばれていた状態から3%にまで引き下げることができました。

こうしてヘイダル・アリエフ氏は、苦しく貧しい泥沼の経済状況であったアゼルバイジャンを立て直した功績から、建国の父と呼ばれ尊敬を集めました。

そのヘイダル・アリエフ氏はとても日本を愛してくれていました。

アゼルバイジャンで一番尊敬と信頼を集めている人物が手本とし尊敬しているのが日本なので、国民も日本を好きになっていきました。

彼は1998年に日本を訪れていますが、その後にアゼルバイジャン国民に向かってこのような事を言ってくれています。

「日本は人種差別が蔓延していた時代から世界で唯一人種差別撤廃を訴え、植民地支配を解放し我々を勇気づけてくれた。

欧州・欧米諸国の傲慢な振る舞いに敢然と立ち向かい、我々のように虐げられていた国々のために懸命に力を尽くしてくれた。

その後、日本は世界で初めて核爆弾を落とされて連合国に敗戦国にさせられた。

だが、一面焼け野原にされ世界最貧国にされても、それでもくじける事なく世界2位の経済大国にまで復活を成し遂げた。

そして、それに驕る事なく、戦前と同じように中東諸国、アジア各国、アフリカ諸国の経済を助けてくれている。

我々が到底及ばないような数々の技術も生み出し、それを惜しみなく我々中東諸国にも提供してくれる。

こんな素晴らしい振る舞いができる国はどこを見渡しても日本だけである。

いつの時代も日本は世界の平和のために力を尽くそうとしてくれる。

このような素晴らしい国をアゼルバイジャンはぜひとも手本としていこう。日本人みたいになろう」と。

アゼルバイジャンの国民もこの演説に拍手を送り賛同していきました

更に、アゼルバイジャンのナヒチェバンという地区には、国の歴史とヘイダル・アリエフ氏の私物や資料などが展示されているヘイダル・アリエフ記念館があります。

その記念館は基本的にはアゼルバイジャンとヘイダル・アリエフ氏の記念館なので他国の資料は一切展示されていません。

しかし、日本関連の資料だけは展示したいという国民の意志で他国で唯一の日本コーナーがあります。

そこには、「私達アゼルバイジャンはこれからも日本との友好関係を重んじていく」、

「中東の混乱は日本人の精神性を学べば解決する」、「日本を信頼しよう。日本を尊敬しよう」等々、

日本愛に満ちたメッセージが膨大な量で展示されているのです。凄い事ではないでしょうか。

私達は日本人らしく生きなければという気持ちにさせられないでしょうか。

こういう事実を知ると、日本人である事を誇りに感じると思うのです。

日本人の武士道精神・生き方・文化はそれほどに素晴らしい影響を与えてきました。

こういった事を知ると、今のグレートリセットやSDGsのようなものに迎合するなど日本人として一番やってはいけない事だと思えるのではないでしょうか。

政府や権力がどうであろうと、私達11人が日本人らしく生きる事が大切だと思うのです。

日本人は本物の心を示す力があります。権力や利権などに惑わされない生き方ができるはずです。

私達はいつまでも政府や権力の命令が絶対だとか、競争社会のなかで勝つことを目標にするといった悪しき価値観に従うのではなく、

アゼルバイジャンのような国の人達の思いに恥じない生き方を選ぶべきだと思うのです。

今の日本では、「日本人の力は調和であり共存であり真心であり愛の深さ」などと言おうものなら右翼や頭のおかしな人として扱われがちです。

ですが、こうした話しや海外の人達の声を聞くとそれは本当である事が解ります。

この事に11人が目を向け、本来の力である調和力を発揮し、信頼や協力によって社会を回すことができれば日本は立ち直っていけるはずです。

それを望んでくれる人達が多くいる事を忘れてはいけないと思います。

皆様と共に武道の道を深め、日本の心を伝え合っていくことにより、日本の未来がより良い方向に向かうと信じております。

このような時代に皆様とつながれる事を心より感謝しております。



最近、遺伝子組み換えやゲノム編集の昆虫食が話題になっております。

このような危険なものが普及しつつあるなど本当に今の社会はおかしくなってきている事を感じさせられます。

既に日本の一部の学校でもコオロギパウダー(遺伝子組み換え)を使ったパンなどが給食で提供されています。

NHKでは昆虫を使ったレシピを絶賛するような内容の番組が放送され、通信会社であるはずのNTT東日本は、昆虫食産業参入のために食用コオロギ専門のグリラス社と共同で昆虫食開発に取り組む事を発表しました。

この新たな取り組みには、ファイザー社やモデルナ社と共同でコロナワクチンを開発し世界に広めたGAVIアライアンスという組織の協力が発表されています。

そんな組織が私達の食にまで介入しているのを見ると、ますます社会が狂った方向に進み続けている事が解ります。

https://kurashi-tips.net/noeatbugs/ (昆虫食の危険性)

この遺伝子組み換えや昆虫食などというものが普及している背景には、気候変動対策が深く関係しています。

オランダをはじめ海外では気候変動対策として3千もの農地が政府に強制没収され、その結果として食料不足になり物価が高騰し、スーパーの品薄も発生しています。

日本においても、食糧安全保障より、一部の人達の利益を優先させた政策が次々と進められているのが現状です。

日本の農業が破壊されてしまい、食糧事情が危機的(実際は人為的な演出)になってきているのです。

例えば、「畑地化促進事業」と「農地法」という政策があります。

この畑地化促進事業とは、米作りのための水田を廃止して畑地化させた農家にだけ補助金を出し、米作りを続けたり、米作りに専念している農家の補助金は打ち切るという制度で、大変理不尽な内容の制度です。

当然の事ながら、水田は一度畑にしてしまうと野菜は作れても米が作れなくなり、水田に戻す際にも大変な労力がいります。

土壌の微生物も水田と畑では異なってきますので、たとえ畑から水田に戻せても思うように米作りができない事もしばしば起きてしまうようです。

つまり、迂闊に水田と畑の入れ替えをやり過ぎると、日本人にとって一番大切な米が作れなくなるという事になります。

このような中でも心ある農家の人達は、全ての水田を入れ替えるのではなく、一部を畑にしながら補助金を打ち切られないように農業を続け、米作りの技術を継承するため何とか水田を守ってきてくれました。

日本の伝統的な食を守るために、圧力に負けず頑張ってくれている人達がいるのです。

それなのに政府は『畑地化促進事業』で水田を守る農家を追い詰める政策を推進しています。

「畑地化した土地は5年間水田に戻さない事」、

「米作りをする場合は人間用ではなく家畜用の米を作る事」、

この条件を守る農家には補助金を出すというとんでもない事を促しています。

少し話が逸れますが、日本の農家は平均年収は200万程度で利益がほとんど出ていない方が多いのです。

かつての日本人はそういった農家の苦境をよく理解し、種を守るための種子法や種苗法を制定し、適切な補助金によって農家と日本の食料自給率を守ってきました。

そんな先人達が築いた農業を守るための法律を全て廃止し、補助金の打ち切りまで農家に迫っているというわけです。

その愚かな政策によって日本の農業は疲弊し、現在の食糧危機につながる大きな原因になっています。

こんな事では到底経営が不可能になるため、大半の農家はこの条件に従わざるおえない状況になっています。

農家の人達も、

5年間も畑にしてしまった土地を水田に戻すのは大変です。こんな事を強制されたら農地が駄目になります。なぜ日本の米を守ろうとしないのか。日本の米を守るための補助金だったはずだ」と、抗議の声をあげていますが農水省や政府には聞き入れられていません。

そして、「農地法」という政策によって全ての農地を政府と大企業が買い取って一括管理し、農地をどの農家に貸すのかを政府と企業の裁量で決めれるようにするという事まで進めています。

すでに、政府の減反政策(米を作るな)に協力している農家から優先的に農地を貸す事を表明しているばかりか、その農地の半分以上はなぜか海外の企業に転売する予定である事も明らかになっています。

1993年に起こった米騒動の時ですら国内総生産量は783万トンでした。

それが2022年の生産量は675万トンで、今年は660万トン以下にまで落ち込む事が確実と言われています。

その状況で米を守ってくれている農家を助けるどころか、これほどの冷遇をしているのです。

https://youtu.be/4R29i7ms1LU

更に酪農家にも『酪農経営改善緊急支援事業』という政策が進められ、『乳牛を1頭殺処分するごとに20万円支給する』などと迫っていいます。

しかも、殺処分した後に新たな牛を補充する事は認められず、補充した場合は補助金が打ち切りになります。

お米の減反政策と同じであり、実質的に廃業しろという事です。

なかには鶏、牛、豚は家畜として酷い扱いを受けているので、動物達のためにも畜産業のあり方を見直す良い機会になるという意見もあります。

しかし、これは酪農家も牛も同時に潰す政策です。人も動物達も救われません。

こうして見ても、明らかに今の日本は意図的に食料自給率(現在は30%以下)を破壊する方向に進んでいる事が解ります。

JAの試算では98%の農家が深刻な赤字になっており、この補助金打ち切りをきっかけに廃業する人が相次いでいます。

日本の自殺者は先進国で世界一ですが、自殺者のなかに農家(特に畜産)も多いという事が現状の深刻さを表しています。

本当に昆虫食が必要なぐらい食料事情が危ないのであれば、まずは米・麦・大豆を生産してくれる農家さんを優遇し一刻も早く農業の再生に取り組むべきです。

にもかかわらず、どうしてこんなおかしな事が進んでしまうのでしょうか。

これは世界の流れを決定する会議である「ダボス会議」が提唱するグレートリセットやSDGsが深く関係しています。

これらの計画は11人の幸せではなく、一部の人達の利益と搾取のために進められているものである事はご存知の方も多いと思います。

日本の上層部は大臣達をはじめ「日本はグレートリセットに全面的に協力する」と表明するほど彼らと癒着していますから、ダボス会議の計画通りに動く事は自分達の利益と権力維持になります。それを優先しているという事です。

その証拠に日本政府は「日本の食料は国内の伝統的作物から、海外からの輸入による高収益作物(遺伝子組み換え・ゲノム編集)へ転換させる」と外国企業優先の方針を明確にしています。

これだけ多くの日本人が苦しんでいる状況で「日本の伝統的な食を廃止する」などと言うのです。

実際に、日本の食糧事情に手を出してきている外国企業は不自然なほどダボス会議のメンバーが運営しているような企業ばかりなのです。

ここまでくると陰謀論ではない事が解るかと思います。

こうした人達は、畜産業はCо2を排出し環境汚染になるので世界中で廃止させると言っておきながら、自分達は1月のダボス会議で畜産の何倍ものCо2が排出されるプライベートジェットを2000機も飛ばして現地入りしています。

そして、私達国民には食料が足りないから昆虫を食べろと言っておきながら自分達は高級料理を食べています。

こういう事を平気でやるような人達の思惑に協力してしまっているのが今の日本の実態なのです。

私達はコロナ禍で行動の自由を奪われそうになりましたが、今度は食料も奪われようとしています。

こんな状況になってもまだ事実から目を背ける人達もたくさんいますが、本当にこのまま悪しき風潮に流されていて良いのでしょうか。

過去に日本人が命をかけて守ってきた文化的・精神的財産のおかげで日本は何とか平和を保ってきました。

その財産が急速に失われつつあるという事は私達の平和も失われつつあるという事です。

日本の心や調和力が失われ競争・差別が激化し社会全体が閉塞感に満ちています。

手遅れになる前にこの事実を受け止め、今のうちに自分達はどのように生きれば良いのかを真剣に考えなければいけないと思います。

 

過去に世界が混乱した時も日本人は人としてのあるべき姿を見失う事なく、その姿勢を示してきました。

競争や分断を良しとせず、調和・共存を体現できる力を日本人は持っています。

私達日本人が世界から信頼され、多くの人達に与えてきた影響というのはSDGsなどとは全く違います。

本物の真心に基づくものでした。今こそそれを取り戻す必要があると思います。

先日のトルコで起きた地震の事をご存知の方も多いと思います。

今、トルコの人達は世界で一早く救援に駆けつけた日本に感謝の思いを寄せてくれています。

その声の中には「日本はいつも私達を助けてくれる。日本は昔から人種差別撤廃や植民地廃止を訴えトルコや各国を助けてくれていたが、今回もすぐに助けに来てくれた。昔も今も世界で一番信頼できる人達はやはり日本人である。ありがとう。」

と言ってくれています。

その一方で、今の日本はまるで自分達から自国を植民地化させるような事をしています。

この状況に失望して、自分が日本人である事に誇りを持てない人達がたくさんいます。

ですが、トルコを初め、かつて日本に助けられた国はとても多く、その国々は今もなおこのような思いを抱いてくれているのです。

日本とトルコは100年以上も前から深い信頼関係があります。

1890(明治23)年、イギリスやフランスをはじめ欧米・欧州諸国からの不平等条約や圧政に苦しんでいたトルコは、明治維新後同様の立場にありながらも欧州・欧米と対等に渡り合っていた日本に親善使節団を派遣するという名目で助けを求めます。

そして、日本との会談のために600人のトルコ使節団はエルトゥールル号という船で日本を訪れました。

その会談で日本はトルコの現状に理解を示し、両国が親密に連携していく事に快く応じるのです。

会談後にトルコは帰路につきますが、不幸にも和歌山県沖で船が暴風雨で遭難した上、船体破損部から流入した海水が機関の爆発を引き起こしてしまいます。

生存者わずかに69名という大海難事故を起こしてしまいました。

この遭難に際し、和歌山県の串本町の住民が総出で不眠不休の救助、介護、殉難者の遺体捜索、引き上げにあたり、日本全国から多くの義援金、物資が遭難者のために寄せられたのです。

当時の串本町は大変貧しい地域でしたが、それにも関わらず自分達が生きていくための少ない食料や医薬品を惜しみなくトルコ人のために分け与えました。

そうして69名の生存者は手厚い治療を受けた後、日本海軍の軍艦である比叡・金剛の援護で帰途につき、無事帰国していきます。

今でもこのエルトゥールル号事件は日本とトルコの信頼の原点であるとして、トルコでは幼少の頃から教育が徹底されています。

「世界で一番信頼できる人達は日本人である」と即答してくれるトルコ人はたくさんいます。

各家庭でもその教えは浸透しており、子供達の大半は小学生に入る前の段階で日本を好きになるというのがトルコという国なのです。

同じトルコ系住民でアゼルバイジャンという国がありますが、この国も同様の事を言ってくれています。

そして、トルコは日本との信頼関係を大切にし必ず恩返しをするんだと、今なお学校では伝え続けてくれています。

自分達は日本人にそれだけの恩を与えてもらったのだという教えを伝え続けてくれているのです。

更に、日本は奴隷となり搾取されていたアジアや中東の人達を解放した国であり、数多くの国にとっても恩人なんだと伝えてくれています。

そんな素晴らしい日本と深い信頼関係を結んでいるという事が、トルコにとって誇りであるとまで言ってくれているのです。

アジア各国といい、トルコといい私達日本人は本当に深い信頼と尊敬を寄せていただいているのです。

その後、更に日本とトルコの絆が深まる出来事が起こります。

イラン・イラク戦争が続いていた1988年当時、イラクの大統領サダム・フセインが、

「今から48時間後に、イランの上空を飛ぶ外国の飛行機は無差別に攻撃する」という声明を発表した時の事です。

イランに滞在していた日本人は、急いで首都テヘランの空港に向かい脱出を試みましたが、どの飛行機も満席で搭乗できません。

世界各国は自国民を救出するために救援機をすぐに派遣しましたが、日本は航行の安全が確保できないので救援機の派遣はできないと判断しました。現地の日本人は見捨てられてしまったのです。

これには多くの人達が政府に対して怒りの声をあげましたが、関係者は正面から応対する事はありませんでした。

そんな時、救いの手を差し伸べてくれたのがトルコです。

民間の人達が協力して、当時のトルコ大統領ケナン・エヴレン氏に救援の依頼をしたところ即座に応じてくれたのです。

タイムリミット1時間前という非常に緊迫した状況でしたがトルコは救援機を派遣し、日本人215名全員を脱出させてくれました。

しかも、現地のテヘランには多くのトルコ人も在住していましたが、航空機は日本人を優先させ、トルコ人は陸路で避難させたのです。

理由はイランから日本に脱出するのは航空機でないと不可能だが、イランからトルコに脱出するのは陸路でも可能だからという事でした。

それにしても中東地域を陸路で脱出するのは航空機に比べて遥かに危険があります。

それにも関わらず、現地のトルコの人々は日本人に航空機を譲る事に全員が同意したというのです。

後に、駐日トルコ大使のネジアティ・ウトカン氏は、次のように語られました。

「私たちはエルトゥールル号をはじめ過去に何度も日本に助けられている。日本が困っているのなら助けるのが当然だ。私達も助けられてきたのだから。日本はこれからも恩人だ」と言ってくれています。

大変ありがたい言葉だと思います。

こういう事実を知ると、日本人である事を誇りに感じると思うのです。

日本人の武士道精神・生き方・文化はそれほどに素晴らしい影響を与えてきました。

その事が解ると、今のグレートリセットやSDGsのようなものに迎合するなど日本人として一番やってはいけない事だと思えるのではないでしょうか。

政府や権力がどうであろうと、私達11人が日本人らしく生きる事が大切だと思うのです。

エルトゥールル号の時も遭難者を助け、トルコから絶大なる信頼を構築する礎を築いたのは権力ではなく串本町の人達です。

日本人は本物の心を示す力があります。権力や利権などに惑わされない生き方ができるはずです。

私達はいつまでも政府や権力の命令が絶対だとか、競争社会のなかで勝つことを目標にするといった悪しき価値観に従うのではなく、

トルコのような国の人達の思いに恥じない生き方を選ぶべきだと思うのです。

今の日本では、「日本人の力は調和であり共存であり真心であり愛の深さ」などと言おうものなら右翼や頭のおかしな人として扱われがちです。

ですが、こうした話しや海外の人達の声を聞くとそれは本当である事が解ります。

この事に11人が目を向け、本来の力である調和力を発揮し、信頼や協力によって社会を回すことができれば日本は立ち直っていけるはずです。

それを望んでくれる人達が多くいる事を忘れてはいけないと思います。

皆様と共に武道の道を深め、日本の心を伝え合っていくことにより、日本の未来がより良い方向に向かうと信じております。

このような時代に皆様とつながれる事を心より感謝しております。


2023年になり3ヶ月が経ちますが、ようやくコロナの分類も2類から5類へ下げられ、マスク着用も正式に任意となりました。

ですが、社会は以前と全く変わらず閉塞感に満ちておりマスク社会は依然として続いています。

国民の8割が「このままマスク着用を続けたい」という思いでいる事も世論調査で明らかになっているようです。

2020年から始まったコロナ禍は人々の価値観や意識をすっかり変貌させてしまった事を感じさせられます。

そんな中、環境問題が取り沙汰されて久しいですが、「人類の明るい未来のために、17の国際目標達成に協力してください」という活動が日本で活発化しています。

それがダボス会議と国連が提唱するSDGs(持続可能な開発目標)です。

このまま人間が環境を破壊し続けると地球に住み続けられなくなる・・・として突如始まったキャンペーンですが、その勢いは凄いものがあり各企業や学校で強烈に推進されてきました。

学生の就活でもSDGsに賛成している姿勢を見せると有利に働いたり、企業によってはSDGsへの協力が義務であるかのように社員に強制しているところまであります。

その流れの中で、日本の子供達までもがSDGsにどっぷり浸かってしまい、その結果「人間なんて地球からいなくなった方がいい」という意見まで出ているのです。

驚くべきは教師もその意見に理解を示しているというのです。今の社会の価値観がいかに狂ってきているかを感じさせられます。

子供達に「自分達はいなくなった方が良い」と思わせるような取り組みに未来があるとは思えませんが、

そもそもSDGsを推進していく事で持続可能な社会など本当に実現できるのでしょうか。

現に環境専門家や農業従事者の多くはこの活動の不可解さに気付き警鐘を鳴らしています。

SDGsが掲げている目標をよく調べてください。

実態を知ると明らかに一部の人達だけの利益や権力集中を目的とした活動である事がお解りなるはずです。

まだSDGsは始まったばかりです。多くの人達が実態を知ればこのような詐欺的なプロパガンダに惑わされずに済みます。」

と言っています。この発言の意味するものは何なのでしょうか。

例えばSDGsの17の目標の一つに「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」というものがあります。

この目標を掲げて日本では太陽光発電が強力に推進されています。

2050年までに東京のCо2排出を実質ゼロにすると高らかに都庁は方針を表明し、一戸建てやマンション、アパートなどの新築住宅に太陽光パネルの設置を義務化する方針を打ち出しました。

これは、住民から選択の余地を奪うということです。

この理不尽な動きは東京だけにとどまらず、政府は国民の税金を補助金にして太陽光パネル設置を推進しています。

2018年以降日本各地で設置は右肩上がりに増加し、太陽光発電の導入数で日本は世界3位になってしまいました。(この増加量だとすぐにでも世界1位になると言われています)

一見すると素晴らしい取り組みのように思えますが、実はとても危険な産業廃棄物を日本に集中的に押し付けられているだけなのです。

太陽光パネルの寿命は20年程度ですが、現在の日本に入ってきている太陽光パネルは大半が中国製であり寿命はもっと短く10年程度と言われています。

当然、寿命がきたら新しいパネルに取り換える必要があるのですが、太陽光パネルには鉛、カドミウム、セレン、ヒ素といった猛毒が大量に含まれています。

その為これを処分するにはリサイクルは難しく、産業廃棄物として埋め立てるしかありません。

環境省は2030年前後になると寿命を迎えるパネルが大量に出る事は確実であり年間80万tものパネルが排出されると発表しています。

こんな量の廃棄パネルは日本国内で対処できるものではないし、仮にこんな危険な物を埋め立ててしまえば日本の土壌が汚染される事になると環境省も警鐘を鳴らしているのです。

特にヒ素やカドミウムは日本4大公害の一つであるイタイイタイ病の原因にもなっています。

その原因となる猛毒を80万tも土壌に埋めるという事がどれほど危険な行為かは私達でも解ります。

実際にアメリカでも太陽光パネル(これも中国製)の処理ができずに砂漠に放置するという方法が取られました。

ヒ素やカドミウムの浄化は何年もかかりますので、その一帯は深刻な土壌汚染が広大な規模で進んでしまい立ち入り禁止になっています。

広大な国土のアメリカだからそのような無茶な方法が罷り通るのでしょうが、これを日本の国土でやればどうなってしまうでしょうか。

日本に入ってくるパネルは9割が中国製です。

一般的な家庭の屋根には10枚前後設置するのが通常のようで、太陽光パネルだけで100万円程にもなります。

新築で一戸建てに設置する際は、「補助金がでるので無料です」となってはいますが、設置するかどうかに選択の余地はなく「環境のため」などといって強制されるのです。

補助金は国民の税金から支払われるので私達の負担となりますし、10年後パネルの寿命がくれば交換の費用は自費でまかなわなくてはなりません。

しかも、パネルのほとんどは中国の新疆ウイグル自治区で弾圧されている人達が強制労働によって作らされている物だという事が国連から正式に発表されています。

パネルの作成時にはヒ素などが使用されますので危険である上に大変な労力が掛かります。

それを日給700円でやらされているのです。時給ではありません。日給です。まさに奴隷です。

このような非人道的な実態を知れば、人のためにも環境のためにもならない物を屋根に設置するなど誰もしたくないと思います。

毎度の事ながらとても理不尽な事が行われています。

税金によって中国からパネルが大量に購入され、設置の義務化によってどんどん中国にお金が流れていく仕組みになっているのです。

そのお金は人民解放軍や中国共産党に流れ、台湾有事の危機になり、やがては私達の危機にもなっていきます。

ご存知の方もいると思いますが、現在の日本の政府関係者や大企業関係者は親中派で固められており、日本ではなく中国や裏にいるイギリスの利益のために動いているのが実態です。

この愚かな政策によって日本の山々は外国企業によって買収され、自然を破壊され太陽光パネルが無作為に設置される事態になっています。

日本の山の多くがハゲ山になってしまい土砂災害の危険性も増大しています。

https://twitter.com/sukinisitemokei/status/1294097810787188737

最近の河川の氾濫や山崩れによる住宅地の崩壊などが増えているのも間違いなくこれが大きな原因になっている事は専門家の調査によって明らかにされているのです。

更にもう一例を挙げると、「全ての人に健康と福祉を」のスローガンで進められているアフリカ諸国への医薬品の提供でも、2種類の未承認薬を大量に投与し、投与後すぐに17人の子供が亡くなるという事態が起きています。

親にすら承諾を得ず子供達へ投与をしていた事が明らかになり、特に大きい被害を受けたナイジェリアの医師達を筆頭に多くの人達が徹底調査を訴えているのですが、未だになされないままです。

SDGsは他にも「飢餓をゼロに」、「人や国の不平等をなくそう」などと美しいスローガンを掲げています。

ですが、他の項目を見ても実際はこうした事例ばかりで、善意が利用されているといっても過言ではないと思います。

現在の日本ではSDGsが素晴らしい取り組みであるかのように言われ、多くの人達が率先して協力してしまっています。

今回のコロナ禍でもマスクの弊害、ワクチンの危険性を知らされず、素晴らしい事であるとして社会全体で協力してしまいましたが、それがどのような結果を招いた事でしょうか。

社会の異常さと閉塞感が増し、日本を取り巻く環境は危機的状況になってきています。

コロナ禍で言われていた「ワクチンは全ての人への思いやり」とか、「マスクで安心安全な社会を」などというSDGsのような美しいスローガンの実態はどうだったでしょうか。

23歳児を中心にマスク着用をする事で酸素不足になり脳機能や認知機能の低下、免疫機能の低下、表情が見えない事で感情が育たないなどの弊害が表面化してきています。

ワクチンが原因と思われる超過死亡率は今も増え続けているのに、いくら遺族が訴えても完全無視です。

皆のためにとワクチン接種率が増加した結果、ファイザーやモデルナなどの製薬会社が大儲けしただけでした。

彼らはワクチンが危険と解っていながら安全と偽っていた事を明らかにされ世界中の議会で訴えられています。

しかし、一切の責任を取っていません。

https://twitter.com/i/status/1615961450857783297

それどころかこれら製薬会社の役員達は先日まで開催されていたダボス会議(世界経済フォーラム)にもまるでVIPのような扱いで招待されているのです。

なぜこうして多くの人達を不幸にしている人物がこのように扱われるのでしょうか。

それもそのはずです。グレートリセットやSDGsはこのダボス会議から提唱されています。

世界の方針を決定する偉いとされている人物達が一体どこを見ているのかが解ります。

本当にSDGsに協力する事が私達や子供の未来を守る事になるのでしょうか。

この状況になってもまだ日本は平和だから大丈夫と言う人がいますが、それは先人達が命をかけて守ってきた文化的・精神的財産によって成り立っています。しかし、その財産は急速に失われつつあります。

日本の心や調和力が失われ競争・差別が激化し社会全体が閉塞感に満ちています。

手遅れになる前にこの事実を受け止め、今のうちに自分達はどのように生きれば良いのかを真剣に考えなければいけないと思います。

 

日本だけでなく世界でもSDGsやグレートリセットなどというおかしな価値観を押し付けられ混乱の最中にあります。

これ以上、彼らが広げている価値観に合わせていれば確実に支配・搾取が強まった不幸な社会になります。

だからこそ私達は日本の心・文化・歴史・生き方を取り戻し、日本人である事の誇りや喜びを共有する事が大切だと強く思います。

過去に世界が混乱した時も日本人は人としてのあるべき姿を見失う事なく、その姿勢を示してきました。

競争や分断を良しとせず、調和・共存を体現できる力を日本人は持っています。

私達日本人が世界から信頼され、多くの人達に与えてきた影響というのはSDGsなどとは全く違います。

本物の真心に基づくものでした。今こそそれを取り戻す必要があると思います。

そうした日本人の心を必要としてくれている国の1つにブルネイという国があります。

ブルネイは東南アジアのボルネオ島にあるマレーシアの隣国で小さな国ですが、天然ガスや石油など多くの地下資源が埋蔵しているため世界経済に大きな影響を与えています。

国民が税金や医療費を負担する事もなく学費も優遇されており、国王と国民の信頼関係がとても深い国です。

今や「アジアで最も裕福な国」として称えられています。

しかし、昔のブルネイは逆にアジアで最も貧しい国と言われていました。

それが日本の尽力により大きく変わる事になります。

アメリカ・イギリス・オランダの植民地支配によって貧困の極みに達していたブルネイは、1942年に日本がイギリスとオランダの支配から解放した事により独立のために日本と共に歩む事になりました。

当時のブルネイはボロボロでとても独立できる状態ではなかったため、日本は緊急処置として「日本国ブルネイ県」という位置付けとして全面支援をしました。

そして、この時日本政府から任命を受けた木村強氏がブルネイ県の知事に就任します。

宮城県出身の木村氏はすでに県庁に勤めながら商工業課長などのインフラに関わる仕事にも携わっていたために、ブルネイの復興支援に適任な人物であるとされたのです。

ブルネイは日本国ブルネイ県とされていましたが、日本の目的は植民地解放と人種差別撤廃が目的ですから、木村氏をはじめ日本政府関係者や防衛のために現地入りした陸軍も、当時の国王アハマド氏から地位や権威を取り上げたりせず、また国民の前で恥をかかせるような事は一切しませんでした。

木村氏は国王に最大限の敬意を払い、会う時は失礼のないように気を使いました。

そんな木村氏は「ブルネイ人の秘書を1人付けたいのですが適している人物を推薦していただけないでしょうか」と国王にお願いをします。

ブルネイを全く知らない木村氏は地元の事情を1番よく知っている人物に秘書になってもらう事は信頼関係を構築する意味でも重要な事でした。

国王は木村氏の申し出を受け入れはしましたが、当初は国王はおろか国民の9割が本心では日本に強烈な反日感情を抱いていました。

それもそのはずです。

イギリスやオランダに長く奴隷扱いされていたわけですから「日本もブルネイの資源を搾取する事が目的であろう」と思っていたのは当然の事でした。

ですから、秘書に任命された当時26歳だったオマル・アリ・サイフディン氏は、国王から密命を受け木村氏や陸軍の動向を監視する役目を担っていたのです。

そんな不信感に満ちた状態ではじまったブルネイ復興支援でしたが、日本の態度は予想と全く違いました。

木村氏がオマル氏に最初に現地視察の案内を依頼したのは石油資源関連地域ではなく、国民が生活している貧しい村だったのです。

そして、木村氏は密林に囲まれている当時の村々の大半は何のインフラ整備もされておらず、歩く道も確保されていない事を確認します。

そこで木村氏はブルネイは国土の8割が熱帯雨林で自生ゴムの木が大量に育っている事に目を付け、ゴムを製造する機械を日本軍の資金を使い調達します。これを復興の第1歩にしようとしたのです。

陸軍はちょうど軍備増強の予算を確保したばかりでしたが、木村氏の提案を受け、すぐにその資金をブルネイ復興に回す事に同意したそうです。

現在の日本の学校では陸軍と言えば日本を戦争に引きずり込んだ元凶のように扱われていますが、こういった真実の歴史を知ると教科書とは全く違う本当の姿が見えてくると思います。

その資金によって大規模な造成を行い、多数のブルネイ人を雇用し正当な給料を支払いました。

そして、このゴム製造で発生した莫大な収益は全て現地の通信施設や水道施設、インフラに投資し貧困家庭への支援に回されました。

本来であれば元手は陸軍の資金なので軍に返すべきですが、施設投資で得た収益は日本だけの利益にせず、ブルネイ独立のために惜しみなく投じたのです。

当時の日本政府は石油施設以外の用途への投資は出来るかぎり少なくするようにと命令を出していたので、木村氏の行為は命令違反と見なされる可能性がありましたが、これも承知の上で木村氏はブルネイ人の豊かな生活を優先しました。

陸軍や派遣された調査員も、木村氏とブルネイ国民の間に信頼関係が構築されている様子を見てむしろ後押しをしていたのです。

秘書を務めていたオマル氏も、「日本は本当にブルネイを独立させようとしてくれている」と日本人に対して心を開き、他のブルネイの人達もたった数ヶ月で日本人に対して友好的になり尊敬の念を寄せるようになっていきました。

更に、ブルネイ人が日本に信頼を寄せてくれる出来事が起こりました。

木村氏は「イバン族」の居住地を案内してほしいとオマル氏に依頼します。

この依頼にはオマル氏と多くの人達は驚き反対します。

というのも、ブルネイにはマレー系住民の他にも様々な部族がいたようですが、その中でもイバン族は全ての部族のなかで最も危険な集団と言われていました。

実際にイバン族は昔から他の部族と仲が悪く、刃物による殺傷事件も圧倒的に多い部族でした。

しかし、ブルネイを良い国にしていくためには全ての部族が心を1つにしなければならないし、欧州諸国による植民地政策から独立していく事はできないと考えた木村氏はイバン族の協力を得ようと尽力しました。

慎重に何度も何度もイバン族と話し合いを重ね、同時進行で広範囲にわたるインフラの構築を進めイバン族の居住地域もしっかりとケアしていた結果、イバン族の人達は木村氏の話しや提案に応じてくれるようになっていきました。

ついには困った時は木村氏や日本人に助けを求めるようになっていったと言います。

これにはオマル氏や他の部族の人達も「あのイバン族が笑っている・・・」と大変驚いたそうです。

その結果、常に国内で争い合っていたブルネイは「皆が力を合わせて一つになる」という考えを持つようになっていったのです。

木村氏を始めとした日本人はブルネイを植民地支配から脱却させ、部族同士の争いまで解決し、独立までさせているのです。

その後、木村氏は隣国のマレーシア復興のために異動を命じられますが、「ブルネイ最後の日」と記された日記には、

「別れの日を迎えて私の前で大変多くの人達が見送りに来てくれた。

何より嬉しかったのはあれほど対立していた部族同士の人達が私や日本に信頼を寄せてくれて一緒に見送りに来てくれていた事だ。

こちらが恐縮してしまうぐらい泣き続ける地元の人達の様子を見て心から感謝をするとともに、日本はこれからも人種差別撤廃を世界に訴えなければならない。それは日本だけでなく多くの国々が取り組むべき事であると確信する。

私自身もブルネイの人達と別れを惜しんだ1時間半はとても幸福なものであった。」
と、記されていたそうです。

当時の日本には「刀を抜かない・人を斬らない・人を愛する」という武士道を体現していた人達がいたのだと改めて感じさせられます。

その22年後に木村氏の秘書を務めたオマル氏はブルネイの国王となり木村氏と再会します。

そして、オマル氏は「また私と一緒にブルネイで働きませんか」と提案するのです。

木村氏はこの申し出を、

「今やブルネイは私が知事としてやって来た当時とは違い、部族同士の争いは完全になくなり、お互い助けあいアジアで最も裕福な国と言われるまでになっています。今後もオマルさんの元でブルネイは発展していけます。日本人の私が横やりを入れてはいけない」と丁寧に断ります。

これを聞いたオマル氏は、「今も昔もあなたは素晴らしい方だ。改めて木村さんと日本の皆さんを尊敬する。」と返答するのです。

そうした日本への信頼は今も受け継がれています。

現在のブルネイ国王であるハサナル・ボルキア氏は、行事や祭りの際には積極的に国民の輪の中に入り、11人と握手をしながら何か困っている事はないか耳を傾け、貧困家庭には素早く援助の手を差し伸べるなどしており、国民との信頼関係が大変深い方です。

権力に溺れずこのような振る舞いができる人は滅多にいないと思います。

その方が日本に来た時にこのように述べています。

「私達は日本を尊敬し信頼している。これからも日本は私達の見本である。世界で日本だけは裏切らなかった。

一番ブルネイが苦しかったあの時代でも絶対に日本だけは裏切らなかった。他の国々は日本のように変わっていかなければいけない」

と、言ってくれているのです。

今のSDGsやグレートリセットなどとは違い、日本人の武士道精神がいかに素晴らしい影響を与えてきたのかが解るかと思います。

日本人はこうして深い信頼を寄せていただいているのです。ありがたい事ではないでしょうか。

日本人が本気になればこの閉塞感と不安に満ちた社会にどれだけの良い影響を与えられる事でしょうか。

今の日本では、「日本人の力は調和であり共存であり真心であり愛の深さ」などと言おうものなら右翼や頭のおかしな人として扱われがちです。

ですが、こうした話しや海外の人達の声を聞くとそれは本当である事が解ります。

本来の日本人は支配・搾取・競争の価値観に対して一番に反対ができる人達だったのです。

私達はいつまでも政府や権力の命令が絶対だとか、競争社会のなかで勝つことを目標にするといった悪しき価値観に従うのではなく、

ブルネイのような国の人達の思いに恥じない生き方を選ぶべきだと思うのです。

今の社会に必要なのはSDGsなどではなく、本当の日本の心と文化だと思います。

この事に11人が目を向け、本来の力である調和力を発揮し、信頼や協力によって社会を回すことができれば日本は立ち直っていけるはずです。

それを望んでくれる人達が日本以外にも多くいる事を忘れてはいけないと思います。

皆様と共に武道の道を深め、日本の心を伝え合っていくことにより、日本の未来がより良い方向に向かうと信じております。

このような時代に皆様とつながれる事を心より感謝しております。



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