この1ヶ月も世界では様々なことが起き、社会全体で混迷が深まっています。
1つ1つの出来事に惑わされる事なく、冷静に物事を見極める事が本当に大切な時代になっている事を感じさせられます。
日本も着々と管理・搾取が強まる方向に社会が進んでしまっていますが、最近はより顕著になってきました。
10月13日にデジタル庁は2024年に現行の健康保険証を廃止して、マイナンバーカードに保険証を入れ込んだマイナ保険証に一本化し、
2024年末頃には運転免許証も廃止してマイナ免許証の導入時期の検討も始めると発表しました。
しかし、マイナンバーカードは当初、
「このカードを取得した方は他人に見せないでください。非常にリスクがあるため持ち歩かないでください。」と言っていました。
ところが保険証や免許証と一体化するという事は頻繁に持ち歩かなければならなくなります。
この時点でつじつまが合わないのですが、更に個人情報はすでに中国系企業に漏洩していた事実も明らかになり問題になっています。
それらの不審点や問題点に明確な回答をする事なく、デジタル庁はマイナ免許証の導入時期については警察の読み取り装置システムが完成次第すぐにでも進める方針を固めています。
また、医療現場では来年までに保険証を含めた患者のデータを全てマイナンバーカードによって管理する「オンライン資格確認システム」と呼ばれるものを導入する動きが起きていますが、システムの不具合が頻発している事に加えて、そもそも保険証を廃止するのは病院や患者の双方にとって何のメリットもないという事で反対意見が多数を占めています。
私達が聞いても医療関係者の意見は真っ当だと思うのですが、「来年までに導入しない場合は保険医療機関の資格停止・薬局の指定の取り消し事由とする」とデジタル庁と厚労省が揃って通告しているような状況になっています。
これは事実上の脅迫であり強制です。執拗に私達にカードを持たせようとしている事が解ります。非常に不可解です。
しかも、マイナンバーカードの規約には、
「デジタル庁はカードシステム利用及び利用できない事による損害の責任は一切負わないものとし、コンピュータウイルス感染などで生じた被害についても同様である」とか、
「システム利用者に対して事前に一切の通知を行うことなく、いつでも本利用規約を改正する事ができる」と記載されています。
つまり、個人の意思を無視して私達にマイナンバーを強制しておきながら、何かあっても一切の責任は取らず、規約も勝手に変更していきますという事です。
・・・誰の目から見てもこれが国民のために普及されるカードでない事は明らかです。
日本政府はコロナワクチンが2020年に接種開始される時も、国民に未完成なワクチンを強制しておきながら、
「開発者はワクチン接種者が何らかの障害を負っても一切責任に問われない」という法律を成立させ、ファイザー社やモデルナ社のやりたい放題にさせていました。
そして残念ながら、接種された多くの方が亡くなられたり重い後遺症に悩まされています。しかし、この方達は何の補償もされていません。
このマイナンバー制度もそれと全く同じ構図に見えます。
そして、これだけに留まらずやがては現金を廃止してデジタル通貨一本にし、マイナンバーに銀行口座とデジタル通貨を紐づけして支払いをカード以外ではできないシステムを構築しようとしています。
併せて、社会信用スコアシステムを導入すれば、ワクチン接種やCО2削減など政府の意向に協力しない場合は、罰則として通貨を使わせない事や特定の物や場所でしか使えないようにプログラムする事も可能になるのです。
こうして政府が私有財産を管理する事によって、犯罪が減り治安の安定が保たれ持続可能な社会(SDGs)の実現につながるなどと言っているのです。
実際にこの社会信用スコアは既に中国で実施され世界中から危険視されていますが、それにも関わらず日本でもみずほ銀行・LINE・メルカリ・Yahoo!などの企業がシステムを導入しAIによる顧客や社員の格付けを行っています。
人をAIで格付けするなど倫理的に許される事でしょうか。
ちなみにこのシステムを導入した企業では精神を病んでしまう社員が続出しているそうです。当たり前だと思います。
まさに超管理社会です。これでは人の心など失われ、冷たく無機質な社会になる事は確実です。
これがグレートリセットやSDGsで目指しているとされる持続可能な社会の本当の姿という事です。
一部の人達の権力と利益を維持するのに都合の良い社会が持続するという意味であり、大多数の人達は競争のなかで管理・搾取されます。
もはや陰謀論などではなく、実際にこのような社会に向かっているのが現状です。
私達はこの状況下でこれからどのように生きていけば良いのでしょうか。
今までも支配・搾取・競争によって社会が狂っていく事は何度もありました。
ですが、日本人はそのような時でも惑わされず本来の在り方を示し続けてきました。
今の混乱時こそ私達は日本人の本質に立ち返るべきだと思います。
「日本人よ、ありがとう」という本があります。
この本の著者であるマレーシアのラジャー・ダトノンチック氏は、かつての植民地時代を経験し日本人と一緒にマレーシア独立のために尽力された方です。
生前にこのような言葉を残してくれています。
「日本人は驚異的な感動と自信を与え、我々マレーシアを植民地奴隷から解放し独立の希望を与えてくれました。
現在の日本人の多くは自分達は侵略を繰り返した悪い国だと言われ続け自信を失ってしまっていますが、それは事実ではありません。
日本人はマレー人を1人も殺していません。
私達は実際に日本人の本当の姿を見ています。日本人は何も恥じる事はありません。
確かに日本は世界から植民地や奴隷制度がなくなる事を望み孤軍奮闘していました。
結果として植民地によって利権を得ていた国々と対立せざるおえなくなり、原爆を2発も落とされ深い傷を負いました。
多くの日本人の方達が亡くなられました。
しかし、あの時代に日本が動いてくれなかったらアジア全域で奴隷の数は増え続け、今もそうだったでしょう。
これ以上に残酷な事があるでしょうか。
そんな状況下で日本はアジアを守るために動くしかありませんでした。
何より動けたのが日本しかいないという状況だったのです。
日本は世界から人種差別や奴隷制度という非道をなくすために多大なる貢献をしました。
私達はその事に心から感謝しています。
犠牲になられた方達のために、二度とこのような事が繰り返されないよう私達も日本と一緒に努力したいと思います。
ですから、数々のプロパガンダに惑わされず誇りを取り戻していただきたいと思います。
日本ほどアジアに尽くしてくれた国はありません。日本の敗戦によってこの事実が捻じ曲げられてはならないのです。」と言ってくれています。
更にマレーシアは、この言葉を証明するかのように独立のために尽力した7人の日本人に国家最高の栄誉である「アウンサンタゴン章」を贈ってくれました。
この7人というのはあくまで代表者であり、犠牲になられた方達を含め日本人全員にと言って贈ってくれたものなのです。
当時の大統領ネ・ウィン氏が直接手渡しをして深い感謝の意を示してくれています。
また、マレーシア同様にインドネシアも国家最高の章である「ナラリア勲章」を6人の日本人に贈ってくれました。
学校教育でも「日本人のおかげで今がある」と子供達に伝え続けてくれています。
2016年~2017年まで日本大使を務めたユスロン・イーザー・マヘンドラ大使やアリフィン・タスリス大使らも、
「日本はアジア全域を植民地支配から解放するために大東亜共栄圏を構想した。これは正しかった。
残念ながら戦争回避のための努力は実らず戦争になってしまった。
しかし、それは日本が原因で戦争になったわけではない。
当時の戦勝国は日本が侵略してきたなどと言っているが、とんでもない事である。
日本の統治は人道的だった。我々を独立させるために尽力してくれた。世界に向けて人種差別撤廃も訴え続けてくれた。
多くの国が日本に感謝をしている。これが事実である。」と発言し、
日本とインドネシアの合同式典が行われるたびに会場にいる日本人に感謝を伝え続けてくれました。
このような日本への思いが今も受け継がれているのです。
他にも台湾・インド・パプアニューギニア・ミャンマー・タイ・パラオなど多くの国が日本に対して感謝と敬意を示してくれています。
彼らは支配や戦争によって世界が混乱する最中にあっても人としての心を失わなかった日本人の姿勢に賛同してくれています。
そして、日本人は自分達を独立させてくれたが、代わりに戦争による深い傷を負わせてしまって申し訳ないとまで言ってくれています。
多くの人達が日本人である事に喜びを見いだせない状況下にある時に、このような言葉は大変ありがたいものだと思います。
コロナ禍で心を失い、分断を深めてしまった今の私達はどうでしょうか。
あの時代と今の時代はよく似ています。
社会全体が競争・支配・搾取・管理の方向に急速に向かっています。
かつての日本人は植民地政策や人種差別に迎合する事はしませんでした。
逆に、今の日本はアジアの人達の思いを裏切るかのように世界で唯一おかしな感染対策を続け、グレートリセットやSDGsなどが一部の人達の利益や権力のために行われている事も知らずに子供にまで良い事として教え込んでしまっています。
先進国のなかでも中高生の自殺率・貧困率は日本が断トツの1位です。
今の大人の姿を見て希望が持てず、競争や差別によって生きる気力を奪われている子供が多いのではないでしょうか。
しかし、たとえ自己の価値や将来への希望を見失っていても、今一度こうした本当の日本人の姿に目を向ければ、自分達もしっかりしないといけないと思い直せると思います。
実際に日本人の調和と共存を重んじる生き方は、混乱時こそ本領を発揮し諦めていた人達に希望を与えてきました。
元々日本人が持っていた価値観はそれほど素晴らしいものなのです。
だからこそ海外の人達がこうして称賛し、後世にまで伝え続けてくれているのです。
私達は悪しき風潮に合わせて生きるのではなく、このような人達の思いに恥じない生き方を選ぶべきではないでしょうか。
これからの時代で大切な事は、政府や権力の命令が絶対だとか、競争社会のなかで勝つことを目標にするといった今までの悪しき価値観ではなく、
日本人本来の心を中心とした文化や生き方を取り戻していく事です。
日本人の心・育んできた文化・失ってはならないものに1人1人が目を向け、調和力を発揮し信頼や協力によって社会を回すことができれば日本という国はまだ間に合います。
そして、それを望んでくれる人達が日本以外にも多くいる事を忘れてはいけないと思います。
今の状況でも諦める事なく、皆様と武道の道を深め、日本の心を伝え合っていければ嬉しく思います。
このような時代に皆様とつながれる事を心より感謝しております。