最近、またメディアが感染拡大を煽りはじめ、「まん延防止措置」なるものが発令されています。

ですが、PCR検査を再開して陽性者を強引に増やし、数字上の感染増加を煽っているに過ぎないのは明らかである事や、オミクロン株は危険ではないのに行動の制限と自粛を無理にさせようとする動きにさすがに多くの人達が疑問を感じています。

それを表すかのように、先月から運用開始されたワクチンパスポート(接種証明者アプリ)の登録者数が僅か数パーセントにとどまっており、各飲食店もお客様11人に対して接種確認をするのは手間がかかるし、何よりお客様の意志を尊重したいという理由からワクチンパスポートを採用しないお店もたくさん出ているそうです。

その飲食店は今回も「まん延防止措置」によって被害を受ける事になりますが、それでもこのような選択をするお店が多く、またそういうお店が潰れないように支える人が増えてきているというのは大変良い傾向ではないでしょうか。

今、多くの人達の意識が「何かおかしい・・・変だぞ」と、揺れ動いているように感じます。

https://www.youtube.com/watch?v=Mj3gKwnAFwE (JR東海のマスクを外すCМが話題になっています)

この状況下を見ていると、11人の意識が変わるためには今が本当に大切なタイミングではないかと思わされます。

戦後の日本社会は占領政策によって、調和の循環社会から競争社会に作り替えられ、日本人は本来持っていた精神性を失いました。

そして、メディアなどのように権力や財力が大きいものを、まるで競争の頂点にいる偉い存在であるかのような錯覚に陥る人達もたくさんいました。

捻じ曲げられた情報であろうと、歪曲された自虐史観であろうと従順に従ってきました。

日本人としての誇りや喜びを失った事によって自立心を失い、依存してはいけないものに依存してきてしまったと言っても良いのかもしれません。

コロナ騒動発生時によく聞かれたのが、

「テレビが言ってるんだ。従わないなんてあり得ないだろ」・「テレビや新聞は私達のためを思って報道してくれているんだ」というものでした。

こういった言葉はまさにこれまでの日本人の精神状態を表していたと思います。

しかし、そのメディアなどを始めとする権力の実態が浮き彫りとなり、それらの固まった価値観に疑問を持ち始める人が増えてきています。

騒動当初に言われていた「従わないなんてあり得ないだろう」ではなく、依存して従うからこのような社会になってしまうという事がハッキリしてきたのです。

先日のある新聞の記事にはこう書いてありました。

「ワクチン接種証明アプリの運用開始から1ヶ月経過するが、登録者数が僅か数パーセントにとどまっている。

飲食店側も顧客1人1人に接種済みを確認するのは手間が掛かり活用が敬遠されている。

加えて顧客の自由意志を尊重する方針で営業する店も多数出ている事が登録者数が伸びない原因の1つと見られる。

オミクロン株が登場する中、このように感染対策に非協力的な国民が増えている影響で十分に対策ができなければ第6波を招く事になる」と。

これは「感染拡大したらお前ら国民の責任だ。」「従う人が正しくて、従わない人は間違っている。」という解釈をされても仕方のない文面ですが、そもそもパスポートが感染対策に有効である事など何の科学的根拠も示されていません。

そして、現ワクチンはオミクロンに効かない事も既に証明されています。

(オミクロン株の感染者重症率がワクチン2回目接種者79%、未接種者9.6%という研究機関による公式なデータが発表されています)

そんなワクチンパスポートを人々の自由を奪ってまで強制する事に何の意味もありません。

それにも関わらず、彼らの姿勢は相変わらずこのようなものです。

こういった姿勢を見ても、国民の安全などというのは表面上であり、本当の目的である権力維持・利権拡大によって動いている事は明らかです。

その事に気付いて揺れ動く人達が増えてきているのが現在の状況と言えるのではないかと思います。

社会全体の意識が変わっていくかどうか、大事なタイミングのように思います。


私達はこの騒動以後、選択の自由という権利、お互いの尊重という心を失いかけています。

それは今も戻ってきてはいません。

ですが、そういう時こそ日本人が持っていた精神を11人が思い出していく事が重要だと思います。

物事を見抜く深い目、肝の据わった心、武道に見られるような調和力の深さ、人を愛する心、それらを土台とした心を中心とする文化。

日本には確かにそれがありました。

今回のような騒動になっても、生きる力や希望を失わない底の深さが日本人には確かにあるのです。

その事実は、私達に自分は何者であるかを思い出させ、喜びや誇りを与えてくれるものです。

例えば江戸時代には「生類憐みの令」というものがありました。

学校の教科書では「人間よりも犬や動物の命を重んじた馬鹿な悪法」として子供に教えられてしまっていますが、実際は全く違います。

これは戦後の占領軍や共産主義者によって捻じ曲げられたプロパガンダです。今のメディアが狂っているのと同じです。

「生類憐みの令」の本当の内容は、

二度と戦国時代のような世の中にしてはならないという思いで作られたものであり、人間はおろか、犬・猫・鶏などをはじめとした動物達に対して敬意を払って接し、決して殺傷してはならないというものです。

人間だけではなく、お犬様を初めとした動物達の命に対しても人間と同じように大切に敬い、

生命とは人間と動植物が一体となって育まなければならないというものが主な内容なのです。

加えて、この法令は武士が髭を生やすことも禁止されていました。

刀を持つ武士は常日頃から強がる事をやめよという事です。

そのように強がる事は対立を生み、社会を荒廃させ、過ちの繰り返しになる。

殺傷道具である刀を持つ者は、そこまで周りの人達に配慮して接するようにというものなのです。

いつまでも刀で斬り合いをやっているような社会ではいけない。

強い弱いなどでお互いを差別する事をやめようじゃないか。

そして、人間と動物の真の共存を目指そう。

このような内容の法律が本当に成立していたのです。

この「生類憐みの令」は、第5代徳川綱吉から幕末まで135回も出されています。

当時は幕府と市民が一体となっていましたから、法律は市民が支持しなければ絶対に成立しない時代だったのです。

そのような時代に135回も成立していたという事実は市民が支持していたという何よりの証です。

このような法律を市民と幕府が一体となって守り続けたのです。

また、1657年には「明暦の大火」という江戸の大火災が発生し、107000人もの市民が亡くなるなど大変な被害を出しました。

江戸の街は焼け野原となり、江戸城の天守閣も跡形もなく焼け落ちるほどの火災だったそうです。

街を復興させる際に、まずは天守閣の復興を優先させるべきかという話しに当然なるのですが、

幕府が下した決定は、天守閣の復興はせず、全ての予算を江戸の市民のために使うというものでした。

それは、「天守閣というものは幕府の威光を示すためのものであるが、既に戦国時代が終わってから57年も経っている。

今や幕府は軍事的優位性で存続しているのではなく、市民11人に支えられてこそ存続できている。

ならば、今度は幕府側が市民のために力を尽くす時である。権威など無用である。」という理由からでした。

この幕府の行動を見た市民は感動し、力を合わせ凄い早さで街を復興させたそうです。

ちなみに現在も江戸城の天守閣は再建されていません。

天守閣を再建しない事が、日本人の誇りであるとされ江戸時代に再建しない事が決まり今に至っているのです。

このような事実をどれだけの人が知っているでしょうか。

市民や幕府のどちらが偉いという事もなければ、どちらが強い弱いなどという事もなかったのです。

共に活かし合う事が本来の姿であるという精神性を本当に現実化していました。

諸外国では権力を表す言葉は、ゲバルトやバイオレンスが使われ、暴力という意味です。

一方日本の権力は「公のための力」というのが本来の意味です。

現在の日本の権力の意味はすっかりゲバルトやバイオレンスになってしまいましたが、それは本来の日本ではないのです。

こういう事を知ると競争社会化し、分断している現在の日本がいかに本来の姿ではないか解ると思います。

私達は競争社会や、コロナ禍による分断の価値観に染まっていては本来の力を発揮できませんし、幸せにもなりません。

日本の文化は人・動物・植物・鉱物を自分を支えてくれる大切な存在(神仏)と捉え、お互いを活かし合う精神が土台になっています。

当時の日本人は武道のような殺傷を目的とするものですら「刀を抜かない」と人を愛する道に変えていきました。

何も特別な人ができていたのではなく、日本人全体でその事を共有できていたのです。

これは本当に凄い事ではないでしょうか。どの国も真似ができない事なのです。

分断を越えていく事のできる力が日本人には確かにあるのです。

ですから、このような時こそ分断を調和に変えるための手掛かりとして、1人でも多くの人が日本人の本当の姿、日本の文化の素晴らしさに目を向けてほしいと思います。

分断社会の価値観から脱し、心に立ち返る人達が増えてくれる事を願います。


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