空手道辻堂道場のブログ

神奈川県藤沢市辻堂にて空手の道場をやっております。 武道の心を皆様の人生に活かしていただきたいと願っております。 道場生の皆さんは真剣に楽しく稽古に励んでおります。 とても良い雰囲気の道場です。 競争や優劣の争いではなく、心を重視し、基本・型を中心に稽古しております。 よろしければ共に稽古しましょう。 お待ちしております。

2021年01月

人間の心がどういう状態にあるかによって社会のあり方は決まります。

解りやすい例がありますのでご紹介いたします。

このような映像があります。

https://youtu.be/wbL1PdkewjQ  (動物達の悲惨な現状)

 

https://youtu.be/l5qTF6BWM5c  (ダウンジャケットの生産法)

見るだけで苦しい気持ちになるという人も多いと思います。

しかし、私達が毎日着ている服、毎日いただいている食事はこのように生産されているのです。

というよりこのような非情なシステムを1人1人が作り上げたのです。

以前にもお伝えしていますが一部の人達が権力や利益を握るためにそういうシステムを作り上げた側面はあります。

そのシステムを作り上げ実権を握れるように持っていくわけです。

今回の事で解りやすく言えば大量生産をする権利を握るわけです。

莫大な富が手に入ります。 

しかし、その価値観に便利だからと同意して乗ってきた国民が大多数だからこそ、このようなシステムは続いているわけです。

大量生産の他にも売り上げ目標、受験戦争、スポーツの勝ち負け等、いつまでもこんな事を繰り返してお互いを潰し合っています。

こんなものは社会に溢れすぎていて何の疑問にも思わない人が大多数です。

これこそが自分達を苦しめている問題なのにです。

ここを考える事が大切だと思います。

この動画に関連する事で言えばスーパーやフランチャイズ店の経営者は「大量生産」を求めるところが多いです。

そうしないと自分の店は生き残れないからです。

しかし、大量生産というものは動物達をこんなにも惨たらしく扱わないと成立しないシステムです。

「命」を販売するというのに、動物の恐怖や苦しみに敬意を払うことなく、「物」としか捉えないシステムに疑問を感じないのでしょうか。

それでもこのシステムに頼らないと経営が成り立たず自分達は路頭に迷う事になると思い込んでいる人が多いのが現状です。

そのためビジネスを優先させているうちに動物達の事は目を背けるようになっていき、感覚も麻痺し本質的な問題からどんどん遠ざかります。

そうして人間の目先の欲のために毎日犠牲になる動物達を「必要以上」に生み出し続けます。

自分達でこの経営スタイルを選ぶという事は毎日競争して、数多くの犠牲を生み出す道を選ぶという事です。

そのような生き方では常にお店同士の生き残り合戦から逃れられず争い続けなければなりません。

競争社会をグルグル回り続けるようなものですから、自分も社員も疲弊して苦しみ続ける事になります。

本質的な問題は必要以上の犠牲を生み出しているシステムが当たり前になっているという事。

それから目を背けるという事1つが、大量生産や生き残り競争の激化につながり自分達の首も絞める事になっているのです。

更にスーパーを筆頭に日本の食品廃棄量は「2759t」も出ています。凄まじい量です。

日本は1日で豚を45000頭、鶏に至っては175万羽もの犠牲を出しています。

世界でトップです。にも関わらずこれだけの廃棄量です。

明らかに過剰生産され捨てられていく大量の肉や毛皮。

たくさんの命を奪っておきながら捨てて終わり。

食べられるのが当たり前・着られるのが当たり前・・・私達がやっている事はあまりにも傲慢です。

日本人が持っていた「刀を抜かない・生きる存在に感謝をする」という愛の心はどこにいってしまったのでしょうか。

こういう事を長年繰り返してきたことにより、地球上で絶滅寸前の生物は現在4万種類にまで増えています。

動植物達から見たら私達人間はどのような存在に見えている事でしょうか。

本来であれば大変申し訳ない事をしている事に気付かないわけがありません。

好き勝手な社会システムで生きている人間の在り方に疑問を感じないわけがありません。

それなのになぜこんなにもおかしなシステムが続いているのか?

犠牲になっている命を大量廃棄している自分はいったい何なのか?、

経営とはこんなにも動物達を無駄死にさせないと成り立たないのか?、

これらの矛盾にどのように向き合えば良いのか等々いくらでも気付けるはずなのですが、多くの人がそこは素通りします。

自分達の生活は犠牲の上に成り立っているのにそこには目を向けず、目先の事が優先される社会という事を表しているようです。

更に言えば自分達もそのような状況で苦しんでいるので余計に目を背けるという悪循環も生まれます。

今のコロナ騒動はまさにこの構図です。

こういった事を当たり前と考え無関心になっている人間が溢れている社会と考えてみてください。

ヤバい感覚に陥っているなと感じるのは私だけではないと思います。

傍から見たらかなり異常な集団ではないでしょうか。

パンデミックとは過度の森林伐採や一部の動物を過剰に排除した事によって生態系と自然のバランスが崩れ発生すると言われています。

社会の混乱とは自分の心を省みない人間1人1人の恐怖と不安によって発生します。

両方とも私達人間のエゴや欲が大きくなり過ぎた事による結果です。

本質的な問題とはこういう事ではないでしょうか。

もちろん急には解決できないかもしれませんし、何をすれば良いのかが解るには時間がかかると思います。

しかし、真摯に目を向け続ける事が重要だと思います。

繰り返しますが問題の多くはシステムではなく、人間の心が欠如した事によって生み出されているからです。

そして、本質的な問題を「心」で見れば実際に犠牲になっている存在達がいるという事にも気付きます。

これは本当に大きい事だと思うのです。

競争社会の実態に気付くだけではなく、お互い(人間・動植物・地球)が共に生きている事の感謝や愛に気付くきっかけにも成り得るからです。

人間は動物や植物のバランスが崩れないように手助けする事のできる唯一の存在です。

このような負の連鎖を地球からなくすことができるのも私達人間の在り方次第のはずです。

1人1人がこのような本質的な問題に目を向ければ、社会全体が良い流れになっていけると思います。

https://youtu.be/CRipHfIiqhg  (畜産動物を保護する人達)

https://youtu.be/h_5E1qcKcX4 (〃)

 

このコロナについてもメディアや政府が発信する情報は明らかに嘘だらけであり、ほとんどの人達がおかしいと気付いていながら、問題の本質には目を向けず「新しい生活様式」には従順に従ってしまっています。

直接コロナで死亡された方はいるのか厚生労働省に聞いてみた - YouTube

お医者さんがマスクの有効性について これ以上ないくらい明確に説明してくれてるよ - YouTube

本質的な問題から目を背けた事によって、苦しい思いをしているのは自分達なのに気付かないわけがないのです。

もっと1人1人が真摯に向き合い、根本的な問題に目を向けるべきではないでしょうか。

自分の生き方や心と向き合う事を恐れる人が多いですが、本当は真実から目を背けない姿勢こそが恐れや不安を克服する事につながります。

心からのつながりとは嫌な事を隠して表面の笑顔を維持する事ではなく、お互いの本当の姿に目を向ける事から生まれます。

これと同じようにこれから良い社会にしていくためにも、今起こっている事実に目を向ける大切な時だと思います。

それは日本人らしい心を原点とした社会にもつながるのではないでしょうか。

日本人には道の文化があり、誰も斬らない心、刀を抜かない気が根底にあります。

お互いを大切にする事で社会を形成してきました。

【衝撃】外国人が見た150年前の日本が凄すぎる…「人々は貧しい。しかし幸せそうだ」と感動したエピソードとは…?!【すごい日本】海外の反応 - YouTube

今もその心は失われていません。

実際に日本の環境問題に対する技術は世界中が見習っている程です。

先程の動物や環境の話ではありませんが、良い方向に変える事のできる力を日本人は持っています。

そのような心と気を持っている日本人なら心を原点とした社会を作れると思います。

今年も皆様とそのような心を共有できるような稽古ができればと思います。

何よりそれがお返しとなり、お互いに人生を良くする力にしていければ大変嬉しく思います。

武道の心は人間も、動物も、植物も大切にしようとする心です。

1人でも多くの方と「日本人の心」を共有したいと思っています。

 


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去年から始まったコロナ騒動は様々な社会問題と実態を浮き彫りとしています。

緊急事態宣言も再発令され一週間毎に社会が混迷を深めていますが、この混乱社会のなかで疲弊されている方も増えております。

事態の混乱を見ていると、この先は既存の価値観では対処不可能な時代に入った事を改めて実感させられます。

これからの社会を良くするために大切な事は根本的な解決に向かう事だと思います。

今回の騒動が教えてくれたことは今までの社会は限界を迎えているという事実でした。

それを表すように私達全員にこのような痛手となって返ってきているという事だと思います。

それなのに私達が自らを改めようとせずに今の価値観のままで何をやろうとも状況が良くなるはずがありません。

こういう状況になったのは自分達の責任だと1人1人が真摯に問題の根本を見ていく事。

それが何より大切な時だと思います。

では問題の根本とは何なのでしょうか。

今までは競争社会でした。

つまり他人よりも上に立つ、人に勝つ、財力があるやつが偉い、負けたやつが悪いというものです。

これは欲やエゴが中心となっている社会という事です。

あらゆる分野がそれで回ってきていました。

そして、今回のコロナ騒動では政府やメディアは利権の関係上から本当の情報を伝えず、あえて騒動を大きくしました。

特に日本のメディアは中国利権に乗っ取られており、権力にとって都合の悪い情報は意図的に流さないようにしているのはご存知の方も多いと思います。 

【解説】「日本のメディアの信憑性」 - 歴史から紐解く新聞・テレビの根本思想 〜藤井厳喜の10分講義 - YouTube

その裏では政府も利権拡大の政策をどんどん進めています。

今回のコロナ騒動によって国民は苦しみ社会が混乱に陥っても、競争の論理で動いていた彼らは「心」ではなくあくまで「利権」を選び、それによって社会の流れは歪められてしまいました。

まさに競争社会をベースとしている人間のあり方がそのまま反映されていると言っても良いと思います。

緊急事態宣言とか騒いでいますが、これはウイルスの脅威ではなく明らかに政治的なアピールが色濃く出ています。

一部の人間の思惑のために国民はまた自粛や我慢を強いられる事になっています。

https://youtu.be/vA_TVIAYjVc  (コロナ対応の病床数を把握していない実態)

これだけを見ると国民は巻き込まれた被害者という事になりそうですが、実際はそうではないはずです。

何故なら今まで彼らと似たような価値観で生きていた人達が大多数だからこそ、この競争社会は続いてきたのです。

連日のニュースで感染拡大とか、変異種が現れたとか騒いでいます。

ですが、インフルエンザやコロナウイルスに代表されるRNAウイルスは、他のウイルスよりも感染と増殖を繰り返す中で必然的にウイルスの進化の速度が速くなり、その過程で変異種が生まれる確率も高いのが特徴です。

ですから、変異種が発生するのは当たり前なのに、その事に目を向けず政府やメディアに依存したまま自分達で判断せず、保身ばかりを考えている国民が多いとしたら、メディアや政府が利権を選んでいる姿勢と何ら大差はないと思うのです。

「メディアや政府は自分達の事しか考えてないとか言うが、あなた達だって自分の安全や保身ばっかり考えているじゃないか」と言われたとしたら、

「自分は彼らとは違う」と自信をもって言える人はいないのではないでしょうか。

確かに、ウイルスは変異するのが普通である事を国民に伝えようとしない彼らの姿勢は相変わらずです。

再度の緊急事態宣言で国民に更なる我慢を強要しようとする対応は酷すぎると思います。

営業時間命令違反で過料、入院拒否には刑事罰 自民が特措法改正案など了承(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

政府は「高齢者の安全が最優先」と言っていますが、この時期に後期高齢者医療制度の窓口負担を20%も増額する方針です。

何故か「安全が最優先のはずの高齢者」に事実上の増税です。

こういう一例だけを見ても国民を蔑ろにしているのが解るので、「なんて奴らなんだ」と憤りたくなるかもしれません。

私も同じような気持ちを感じる事もあります。

しかし、メディアも政府も私達と同じ社会の流れの一部です。

私達の姿勢が今のままではメディアも政府も同じようなものになっているのも当然の事ではないでしょうか。

彼らがしっかりしていればこんな事にならなかった・・・ではなく自分達もこの騒動を招く土台を作り、こういった社会の歪みを増長させしまった側面も大きいという事ではないでしょうか。

これからもこの社会的価値観を改めないという事は人間の心もそのままという事です。

すでに限界なのにこのまま突き進めばもっと大変な事になります。

【森永康平(森永卓郎Jr)】いつ他国に侵略されてもおかしくない状況を一番安上がりな方法で作った日本政府。 - YouTube

人権を奪う為の計画 - YouTube (海外で強まる強制化)

現実に私達にも大きな痛みとなって返しがきています。

つまり根本原因はこれらを当たり前の価値観にしてきた私達1人1人の心なのではないでしょうか。

その根本を深い視点で見直していく事が本当の解決につながるはずです。

そのためには人間の傲慢さに気付き、1人1人が真摯に生き方と心を見つめる事だと思います。

競争社会というものを作り出した人間が如何に社会システムも地球も動植物も狂わせ多大な迷惑を掛けてきたか。

そういった本質的な問題に何人の人が気付いていけるかで今後の日本が良くなるかが決まると思います。

武道の「刀を抜かない心」は日本人の根底にある道の心、調和の心、八百万の心です。

こういう状況でこそ発揮されるべき心です。

私も皆様とこの心を共有する事で、共に本当に大切なものを見直していきたいと思います。

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