空手道辻堂道場のブログ

神奈川県藤沢市辻堂にて空手の道場をやっております。 武道の心を皆様の人生に活かしていただきたいと願っております。 道場生の皆さんは真剣に楽しく稽古に励んでおります。 とても良い雰囲気の道場です。 競争や優劣の争いではなく、心を重視し、基本・型を中心に稽古しております。 よろしければ共に稽古しましょう。 お待ちしております。

最近は昆虫食が推進されるなど、以前にも増して食糧危機が騒がれるようになってきています。

それと並行して、日本の農業の崩壊が加速しています。

元々戦後から日本の農業は破壊され続けていましたが、最近は特に多方面での崩壊が進んでいます。

食料自給率は30%以下にまで落ち込み、今年だけで300戸以上もの畜産農家や米農家が廃業してしまいました。

これに留まらず、来年の廃業を既に決定している農家も続出しています。

誰の目から見ても、日本の食糧事情に異変が起きています。危機的状況です。

それにもかかわらず日本政府は農家を援助するどころか、理不尽な政策によって農業の破壊を急速に進めているのです。

米農家への補助金打ち切りを推進する「畑地化促進事業」、

ゲノム編集や遺伝子組み換え作物を推進する農家や企業に優先して農地を貸すために、現行の米農家や畜産農家から農地を取り上げ国家が管理できるようにする「農地法」、

乳牛を1頭殺処分するごとに20万円支給するが、新たな牛の補充は認めないといって酪農家の廃業を促す「酪農経営改善緊急支援事業」など、露骨な農業潰しを進めているのです。

ちなみに海外の自給率はウクライナ440%、フランス187%、カナダ185%、アメリカ116%、ドイツ101%、イギリス97%、ロシア151%です。

この数字を見て驚かれる方も多いと思いますが、本当はこれが普通なのです。自給率30%以下などあり得ないのです。

今の時代はいつ何が起こるか解りません。

どの国も不測の事態に備えて、食糧だけは優先的に守っているのです。

いかに日本が異常な状態に陥っているかが解るかと思います。

国の安全保障上、農業の崩壊などあってはならない事であり、ましてや自分達から壊していくなど考えられない暴挙なのです。

これに加え、最近は鳥インフルエンザ防止対策という名目で、日本中の養鶏場がターゲットにされ、合計で1457万羽の鶏が殺処分されています。

しかし、多くのウイルス研究者が指摘している通り鳥インフルは人間に感染する事はなく、鳥にもほとんど影響がない事が解っています。

鶏の体温は平均で42℃ですから、40℃で死滅してしまうウイルスが侵入したとしても全く問題ないという事まで明らかにされているのです。

研究者や専門家は、こんな事で殺処分などあまりに非人道的すぎると厚労省に抗議をしていますが全く無視されています。

こんな事をやっているため現在の日本では鶏肉が国内で賄えなくなり、急遽ブラジル産の鶏肉を大量輸入しています。

なぜこのタイミングでブラジル産なのでしょうか。

ブラジルは違法とされているホルモン剤や遺伝子組み換えの餌を鶏に投与しているので、世界各国から危険と判断され鶏肉の輸入を禁止にされています。

日本はそのような国民を守るための規制は全て廃止していますから(実際はアメリカの圧力によって廃止させられている)、余った在庫分を集中的に輸入できるのです。

膨大な量なので日本だけでは処分できませんし、そもそも国内産が流通していれば大半の人達はそちらを選ぶでしょう。

ところが、国内産が不足している今であれば、消費者もブラジル産の物に手を出さざる負えなくなります。

このタイミングでブラジル産を輸入し販売すれば、あまりに余った在庫分を処分するのに一番都合が良いという事です。

鶏肉だけではありません。日本は他の国からも本来、人が食してはいけないような物を大量に輸入しています。

そのどれもが遺伝子組み換え、ゲノム編集(遺伝子組み換えの2倍以上の毒性)、農薬を大量に使われた作物ばかりです。

つまり、日本は食品とは呼べないような危険な物を消費させられる在庫処分場と化しているのです。

私達日本人は意図的に危険な食品を食べざるおえないような状況にされています。

その事に大半の人達が目を向けていません。よく考えなければなりません。

今、変な病気にかかる人達が増えています。

発達障害の子供達も戦後最大になっています。当然の事ではないでしょうか。

こうして日本の農家が潰され、鶏や牛が殺され、私達の健康が害され、食糧安全保障が意図的に破壊され続けています。

もし、こんな状況で海外からの輸入が止められたら日本は確実に食糧危機に陥ります。

なぜなら日本は作物を栽培する為の肥料すらも輸入品に頼っています。

それらが一気に入ってこなくなれば、食料自給率が現在の30%から8%以下になってしまう事も明らかになっているのです。

日本の食糧事情は既に崩壊しており、やがては危険な食品すら食べられない状況になる事が現実に迫っているという事です。

そして、まるでこういう事態になる事を見越していたかのように権力側は食糧危機を煽り、「これからは昆虫食の時代だ!」と昆虫食を大々的に宣伝し進めてきています。

あまりにも露骨な彼らの行動を皆様はどう思われるでしょうか。

一部の学校ではコオロギパンやコオロギクッキーが給食で出されたり、大企業は次々と昆虫食の参入を発表するような有様です。

そして、コオロギをはじめとした昆虫の養殖をする人を「新時代の畜産農家」などといって認定し、そちらには多額の補助金が出されています。

今まで日本の食料安全保障のために貢献してきた米農家や畜産農家を潰しておきながら、裏ではそのような事をやっているのです。

しかも、その養殖コオロギは遺伝子組み換えなので白い体をしています。

そんな危険なものを食糧危機だと言って、私達だけでなく子供にまで食べさせようとしています。

本当に昆虫食が必要なぐらい食糧事情が危ないのであれば、輸入などに頼らず、一刻も早く伝統的な日本の農業や作物をしっかり守り再生させていくべきです。

食料安全保障だけでなく、私達の健康も守られ、これから起こるかもしれない食糧危機にも十分に対応できます。

それらを一切行わず、ついには昆虫食、遺伝子組み換え、ゲノム編集です。

・・・現在の日本は一体どこに向かっているのでしょうか。

こうして見ると、明らかに今の日本は意図的に農業を破壊する方向に進んでいる事が解ります。

これは世界の流れを決定する会議である「ダボス会議」が提唱するグレートリセットやSDGsが深く関係しています。

このグレートリセットは、一部の人達の利益と搾取のために進められているものである事はご存知の方も多いと思います。

日本の上層部は大臣達をはじめ「日本はグレートリセットに全面的に協力する」と表明するほど彼らと癒着していますから、ダボス会議の計画通りに動く事は自分達の利益と権力維持になります。それを優先しているという事です。

その証拠に日本政府は「日本の食料は国内の伝統的作物から、海外からの輸入による高収益作物(遺伝子組み換え・ゲノム編集)へ転換させる」と外国企業優先の方針を明確にしています。

これだけ多くの日本人が苦しんでいる状況で「日本の伝統的な食を廃止する」などと言うのです。

実際に、日本の食糧関係に進出してきている外国企業は不自然なほどダボス会議のメンバーが運営している企業ばかりなのです。

つまり、日本の農業が破壊され、突如として昆虫食に注目が集まりだしているのは決して偶然ではないという事です。

日本政府はこの昆虫食を「未来の食卓」などといって宣伝していますが、ダボス会議も、「地球を救う未来の食卓」といってSDsやグレートリセットの重要な項目の一つとして提唱しています。こういう事なのです。

このダボス会議と深いつながりを持っているハワイ大学名誉教授のジョージ・ケントは、「世界飢餓の恩恵」という学術論文を発表し、こう述べています。

「エリート達が裕福で豊かになるためにも世界から飢餓をなくしてはならない。私達には飢餓が必要なのだ。

飢餓はエリート層にとって非常にポジティブな価値をもっている。飢餓は世界経済が機能するための重要な要素である。

大半の者達は理想や貢献などではなく、所詮は食べ物のために働いているに過ぎない。

そのような者達に食べ物と生活を十分に与えてしまえば働く意欲が低下するのは当然である。

つまり、食べ物を与え、裕福な生活を与える事はエリート層にとっては損失である。

与えないからこそ貧民たちは安価な賃金でも仕事にすがりつくのである。

エリートにとって飢餓をなくすことは災難でしかない。

飢餓が亡くなったら誰が畑を耕すのだ。誰が作物を収穫するのだ。

誰が工場で働き、泥に汚れながら建築作業に従事するのだ。

我々エリートがやりたくない仕事はたくさんある。

貧民層が安く働き続ける事が我々には重要なのである。

飢餓は解決するべきではない。飢餓とは資産であり財産なのだ。

我々エリート層がやるべき事は、安価な労働力を確保できる社会的基盤を整え(貧困層を増やす)、工場や土地を所有し、政治家や企業に献金できるだけの十分な財力を確保し続ける事である。」と、述べています。

信じられない事ですが、この論文は国連で賞賛され、ホームページにも堂々と載っていました。

そして、ダボス会議でもこれと同じような意味のグレートリセットが提唱され、議長のクラウス・シュワブ氏は喝采を浴びています。

これがエリートなどと呼ばれる人達の本音なのです。

日本は、そのグレートリセットに全面的に協力すると宣言し、シュワブ氏と各大臣達は固い握手を交わしている現実を私達は真剣に考えなくてはならないはずです。

今、真剣に考えなければ子供達の未来を守る事はできないからです。

日本の権力者や大企業と、ダボス会議、国連は同じ目的でつながっています。

彼らは、私達日本人の事を「理想などなく、所詮食べ物を求めて生きているだけの集団」と言い放っています。

こんな事を言う人達に従順に従っていていいのでしょうか。

彼らの言う事をひたすら煽り続けるメディアや、それに扇動される社会の流れに従う必要はないと思います。

だからこそ国民同士で競争などして分断するのではなく、力を合わせ調和と共存に意識を向けるべきではないでしょうか。

かつての日本人が示した武士道精神や心からの行動は、世界の人達から信頼と尊敬を集め、共に幸せな社会を作る道を示してきました。

一握りの権力者の思惑通りに従うのではなく、私達11人が共存共栄に向かって心から協力し合えていたのです。

日本人はそういう事ができる力を持っています。

今の時代にこそ日本人の本当の力である調和力と真実を見抜く深い心を取り戻すべきだと改めて思わされます。

 

インドネシアで「インドネシアの恩人」と呼ばれ、語り継がれている堀内豊秋という日本人がいます。

この方は、当時の旧日本海軍の大佐であり1942111日に行われたオランダの植民地にされていたインドネシアの救出作戦に従事します。

日本は僅か数日でオランダの抵抗を鎮圧し、インドネシア人の救助に向かいますが、そこでの光景は悲惨極まるものでした。

現地の人達は両手足を鎖で繋がれ、手首や足首が切り落とされた人達がたくさんいたのです。

なかでも堀内大佐が衝撃を受けたのは、子供でも容赦なく同じように切り落とされていた事でした。

当時のオランダやイギリスをはじめとした欧州諸国は、アジア各国を植民地化し、現地の人達を奴隷として扱っていました。

インドネシアでいえば、豊かな水田に溢れていた土地を次々と破壊し、オランダの利益のために輸出用のタバコを栽培する畑に無理矢理作り直させ、収穫のノルマが達成できない場合は手首を切り落とし、それでも達成できない者は無能と判断され銃殺して家畜の餌にするなどという事をやっていました。

まさに非道の極みですが、当時は本当に日本の周辺国はそのような地獄の状況だったのです。

これだけでも如何に日本とアジアの平和が脅かされていたかが解るかと思います。

この状況を目の当たりにした堀内大佐は、「これが人間のする事か・・・何とかして彼らを立ち直らせ、インドネシアを復興させねば」と決意します。

堀内大佐は現地の指揮権を与えられていましたので、司令官として徹底した善政を敷いていきます。

オランダが課していた、たばこ税や塩税などの税は全面廃止し、水田の復活と同時に塩や作物の作り方を指導していきます。

また、オランダ軍に協力させられ日本軍に銃を向けてきた現地の人達を無罪放免とし解放するとともに、各家庭には救急箱や食料を支給していくのです。

この対応には反対する部下や激昂する部下も当然いました。

しかし、堀内大佐は、

「投降した者は敵ではない。投降兵にも博愛を以って臨む。

彼らはオランダ軍に家族を人質に取られ脅され無理に協力させられていた事を考慮しなければならない。

彼らは望んで銃口を向けたのではない。彼らは敵ではなく犠牲者なのだ。

あの疲弊しきった姿を見れば解るだろう。生きる希望を失っている。

そんな犠牲者を救出するために我々はここに来たのではないのか。

我々は日本とアジア全体の平和、人種差別の撤廃、植民地支配の解放が目的である。

ならば、日本人は支配や圧政ではなく、共存共栄を望んでいる事を示すべきである。

戦争が目的ではない事を強く示し、彼らにもこれ以上誤った選択をさせない事に力を注ぐべきである。

日本人として無抵抗の人達を傷つける訳にはいかないのだ。」と部下を諭すのです。

堀内大佐自身もこの戦闘でたくさんの親友を失っています。それにも関わらずこのような事が言えたのです。

今でしたらどうでしょうか。

コロナ騒動の際にはマスクをしない、ワクチンを打たないだけで非国民扱いをするような人達が大勢いました。

現在の日本に、この言葉の価値を理解できる人が何人いるのだろうかと思わされます。

その後も、堀内大佐は丁寧に部下を説得して回るとともに、インドネシアの復興に尽力します。

すると、解放されたインドネシア人が全員戻ってきて、日本人の仕事を一生懸命に手伝ってくれるようになります。

そして、週一回は必ず盛大にパーティーを開き「日本人ありがとう。日本は私達の恩人である」と笑顔で感謝を伝え続けてくれるようになるのです。

現地の人達のなかには、「日本人は私達を助けに来てくれた。それなのに私達はあなた達の大切な友人を傷つけてしまった。ごめんなさい。ごめんなさい。」と泣きながら何度も何度も言う人も沢山いたそうです。

その姿を見て、最初は堀内大佐の方針に反対していた部下達も己の未熟さを深く反省し、現地の人達との信頼関係に尽力したそうです。

しばらくして、堀内大佐と部下達が現地を去る時は、数千人ものインドネシア人が集まり、手作りの日本の国旗を掲げたり、拙い日本語で一生懸命に歌を歌ってくれたり、少ないはずの食料を村中から搔き集めて持ってきてくれたり、先が見えない程の長蛇の列が日本人に対して拍手を送り続けてくれたりするなど、思い思いの表現で感謝を示してくれました。

当時の人達の証言によると、見送られる日本人も、見送るインドネシア人もお互いの感謝感謝で凄い盛り上がりだったようです。

そして、インドネシア独立50周年記念式典の際に堀内大佐への感謝を込めた慰霊碑が建立されます。

今もこの慰霊碑は綺麗に整えられ大切にされているのです。

このような事実を知ると、日本人は決して戦争など望んでいなかった事、たとえ戦争になってしまっても平和への願いを忘れたりはせず、懸命に共存共栄の世界を実現させようとしていた事がよく解ると思います。

先に述べたようにSDGsやグレートリセットを進めている人達は、私達日本人の事を、「理想などなく、所詮食べ物を求めて生きているだけの集団」と言っていますが、一体これのどこが「食べ物を求めて生きているだけの集団」なのでしょうかと私は強く思います。

とても愛に溢れ、誇り高い歴史を持っているのが私達日本人です。

日本人の武士道精神・生き方・文化はこれほど素晴らしい影響を与えてきました。

かつての植民地支配と同じように、世界中で支配・管理・搾取が強まってきています。

しかし、日本人の本当の姿を知ると、それらに迎合するなど一番やってはいけない事だと思えるのではないでしょうか。

あの時代に日本はただ一人「人種差別や奴隷制度などおかしい」と勇気をもって訴えました。心を尽くしました。

だからこそアジアの国々が平和に向かっていったのです。これは誇張ではありません。

今の時代にこの歴史的事実を知り、自分達日本人は何者であるのかを見つめ直す事は大きな希望になると思います。

いつまでも政府や権力の命令が絶対だとか、競争社会のなかで勝つことを目標にするといった悪しき価値観に従うのではなく、

先人の思いやインドネシアの人達の感謝に恥じない生き方を選ぶべきだと思うのです。

11人が調和力を発揮し、信頼や協力によって社会を回すことができれば日本は立ち直っていけるはずです。

そして、それを望んでくれる人達が多くいる事を忘れてはいけないと思います。

皆様と共に武道の道を深め、日本の心を伝え合っていくことにより、日本の未来がより良い方向に向かうと信じております。

このような時代に皆様とつながれる事を心より感謝しております。


今年の3月で東日本大震災から12年が経過しました。

東日本大震災の時も大変混乱し、多数の方が亡くなった痛ましい出来事ではありました。

ですが、日本社会を覆う混乱、閉塞感、人々の心の荒廃、競争社会の激化は震災当時よりも深まり続けています。

不自然に繰り返される増税、保険証を廃止しマイナンバーを義務化する動き、ワクチンによる超過死亡の増加、悪化するウクライナ紛争、勢力を拡大し続ける軍需産業、日本の米農家と畜産農家の相次ぐ廃業、30%以下に陥っている日本の食糧自給率、学校で導入されるコオロギ昆虫食、終わりの見えないマスク社会、過去最高に到達した中高生の貧困率と自殺率、世界一を記録する日本のうつ病やガン患者数、尖閣諸島や台湾の緊張状態、緊急事態条項新設に向かう議論の深化、不都合な情報を隠蔽するメディアと権力、など数えればキリがありません。

このどれもが今も解決されないばかりか、問題は増えていく一方という状況です。

あの甚大な被害を出した震災当時とすら比較にならないほど遥かに酷い社会になっている事に改めて危機感を感じます。

コロナ禍以降、特に異常さが露骨に感じられますので、日本はどうしてこんなにおかしくなっているのかと思われる方も多いのではないでしょうか。

ですが、本当の原因はコロナそのものではなく、それ以前の戦後の占領政策からずっと日本人の精神性や文化は捻じ曲げられてきました。

私達の知らないところで腐敗は横行し、このような社会になってしまう土台は作られ続けていたのです。

3月は東日本大震災(311)が記憶に新しいところですが、78年前には東京大空襲(310)がありました。

この空襲によって東京全体が焼け野原となり、12万人を超える人々が亡くなりました。

戦争というものはあくまで軍隊同士の戦いであり、民間人を巻き込む事は一切あってはならないはずです。

ましてや、この空襲は意図的に無差別爆撃を仕掛けているので「戦争犯罪」にあたります。

実際に、戦後の東京裁判では裁判官の一人であるラダ・ビノード・パール判事が、

「西洋諸国がアジア全体に行った残酷極まりない植民地支配こそが第2次世界大戦の真の原因である。

日本は世界でたった一人で、その愚かな行為を正そうとしていたのだ。

それなのにアメリカやイギリスは結託してABC包囲網で日本を追い詰め、戦争をせざるおえないようにしていった事は明らかである。したがって日本が戦争に及んだことを罪に問うのは極めて不当である。

ましてや罪のない民間人を幾度にも及ぶ空襲で無差別に殺害したことは重大な戦争犯罪である。

日本を裁く前にあなた達戦勝国が先に裁かれるべきである」、と世界に向けて訴えてくれているほどです。

現在もインド政府は「我々インドはこれからもパール判事の言葉こそが正当であると公式に日本に表明する」と言ってくれています。

このように東京大空襲は「戦争犯罪」である事が明確でしたし、当時のアメリカ軍関係者の中でも空襲には反対意見が多数あったそうです。

なかには民間人爆撃に最後まで徹底的に反対し更迭された人もいたほどでした。

しかし、それにもかかわらず空襲は強行されました。

作戦の指揮をとったのはカーチス・ルメイという人物です。

ルメイは政府と非常に距離が近い軍人であり、反日の政治家達とも懇意でした。

なので、いかに軍が反対しようとも作戦を強行する事ができたのです。

そして戦後も功績が認められ空軍の最高位である大将にまで昇進しています。

更に驚くべき事に、戦後の日本政府はこのルメイに勲一等旭日大綬章を送っているのです。

勲一等旭日大綬章は日本のために力を尽くした人物に最大限の感謝を表すための章です。

それが空襲を強行した「戦争犯罪者」に送られたのです。

理由は航空自衛隊の創設に協力してくれた功績を讃えるというものでした。

当時は実際の被害者やご遺族の方達も存命でしたから、「これほど酷い裏切り行為はない」として多くの人達が反対の声をあげましたが、その声は完全に無視されました。

それどころかルメイは航空自衛隊にも強い影響力を持ち続けるのです。

本当に信じがたい話しだと思います。

当時、この賞を贈る事を推し進めた人物達の一族が、現在もそのまま日本の中枢機関で権力を握り続けています。

彼らは戦後に日本の中枢機関に入り込み、アメリカやイギリスの依頼(実際は命令)を忠実に実行する事で自分達の利権や権力を維持してきました。

今でいえばワクチン被害者や遺族の声は完全に無視され、危険と解っていながら接種を強要したファイザー社やモデルナ社はなぜか日本で強い影響力を持ち続けていることと重なります。

そして、日本政府はモデルナ社の大規模工場を日本に建設するため全面的に協力するという事も表明しているうえに、

野球で国民が浮足立っていた裏で緊急事態条項(内閣の独裁体制の実現)の審議までも急ピッチで進めているのです。

こうして昔から似たような事がずっと繰り返されてきているのです。

私達はもっと本当の事実に目を向けなければいけません。

東日本大震災が起こった時も東北の惨状を見て、官邸では「この騒動の隙にアメリカとTPP交渉が締結できるな」と喜んでいたというのも有名な話です。

TPPは日本の農業を破壊してしまう条約でしたので多くの人達が反対していましたが、震災でそれどころではなくなり、反対の声は掻き消されたのでスムーズに締結ができるという意味なのでしょう。

当時、現場を見ていた農水省の職員がこの事を証言しています。

世界の流れを決めているダボス会議が支配・管理社会に移行させると表明していますが、アメリカやイギリスはその筆頭ですから、日本の政府が彼らに合わせて国民無視の政策を急速に進めるのは当然の事なのです。

ここから見えてくるのは、日本人の精神性や文化を破壊してでも、自分達の権力と利益を優先する事を彼らは意図的にやっているという事です。

このままでは、今後も混迷が深まる事は確実です。

多くの人達は長年このような実態に目を向けず受け入れ続けてきてしまいました。

しかし、これ以上そんな事をやっていたら自分達も子供達の未来もありません。

支配・管理・搾取が横行する社会になります。そこには自由も幸せもありません。

日本の中枢機関や権力は私達の幸せの為に動く事はありません。

ですから、私達の方から本当の日本人の力である調和力と本質を見抜く心を取り戻し、競争から調和に転換していかなければいけません。お互いの信頼と協力を深めるしかありません。

手遅れになる前に1人でも多くの人達が今までの競争社会の実態に目を向けて、本当の日本人の心・生き方に目を向けていただければと思います。

 

過去に世界が混乱した時も日本人は人としてのあるべき姿を見失う事なく、その姿勢を示してきました。

競争や分断を良しとせず、調和・共存を体現できる力を日本人は持っています。

私達日本人が世界から信頼され、多くの人達に与えてきた影響というのはSDGsなどとは全く違い、本物の真心に基づくものでした。

前回トルコ地震の話題の際にもお伝えしましたが、親日国のひとつにアゼルバイジャンがあります。

この国も大変な親日国ですが、なぜ日本がこのような酷い状況になっていても今もなお尊敬してくれているのでしょうか。

かつてのアゼルバイジャンは1991年の旧ソ連崩壊の混乱に巻き込まれていました。

ソ連崩壊によってお互いの主張が激しくなった周辺国はあちこちで戦争を行っていました。

その数々の戦争の中で一番悲惨だったのがナゴルノカラバフ戦争と呼ばれる戦いでした。

アゼルバイジャンはこの戦いに身を投じる事になってしまうのです。

この戦いは悲惨極まるものとなり、その結果アゼルバイジャンは世界で断トツの貧困国になりました。

そんな状況からアゼルバイジャンを救ったのが、初代大統領ヘイダル・アリエフ氏です。

彼は大統領就任後すぐにアゼルバイジャンから周辺国1300キロを繋ぐBTCパイプラインというエネルギー搬送インフラを作り、カスピ海の天然ガスと石油を地中海まで運び世界全体に輸出する事のできる体制を整えました。

このBTCパイプラインの完成によって、石油とガスの供給に関しては、ロシアやアメリカといった大国の支配からアゼルバイジャンとその周辺国を巻き込んで脱却させることに成功したのです。

そして、大国のエネルギー依存から抜け出すだけでなく、逆に他国からの資源メジャーから投資されるように交渉を重ねていきます。

その結果として日本の伊藤忠とINPEX、イギリスのBP、アメリカのエクソンモービル、フランスのトタルといった世界の資源メジャー企業の信頼を得る事に成功し、アゼルバイジャンは巨額の投資を集めていくのです。

この時、ヘイダル・アリエフ氏が一番最初に投資の依頼をしたのが日本であり、アゼルバイジャンはいつも日本との取引きを優先してくれています。

アゼルバイジャンは、産業の中心である石油とガスの供給体制を確立させたことで、雇用も充実し、多くの企業も立ち上がり、経済状況が一気に回復していきます。

2004年までには国民の80%が最貧困層と呼ばれていた状態から3%にまで引き下げることができました。

こうしてヘイダル・アリエフ氏は、苦しく貧しい泥沼の経済状況であったアゼルバイジャンを立て直した功績から、建国の父と呼ばれ尊敬を集めました。

そのヘイダル・アリエフ氏はとても日本を愛してくれていました。

アゼルバイジャンで一番尊敬と信頼を集めている人物が手本とし尊敬しているのが日本なので、国民も日本を好きになっていきました。

彼は1998年に日本を訪れていますが、その後にアゼルバイジャン国民に向かってこのような事を言ってくれています。

「日本は人種差別が蔓延していた時代から世界で唯一人種差別撤廃を訴え、植民地支配を解放し我々を勇気づけてくれた。

欧州・欧米諸国の傲慢な振る舞いに敢然と立ち向かい、我々のように虐げられていた国々のために懸命に力を尽くしてくれた。

その後、日本は世界で初めて核爆弾を落とされて連合国に敗戦国にさせられた。

だが、一面焼け野原にされ世界最貧国にされても、それでもくじける事なく世界2位の経済大国にまで復活を成し遂げた。

そして、それに驕る事なく、戦前と同じように中東諸国、アジア各国、アフリカ諸国の経済を助けてくれている。

我々が到底及ばないような数々の技術も生み出し、それを惜しみなく我々中東諸国にも提供してくれる。

こんな素晴らしい振る舞いができる国はどこを見渡しても日本だけである。

いつの時代も日本は世界の平和のために力を尽くそうとしてくれる。

このような素晴らしい国をアゼルバイジャンはぜひとも手本としていこう。日本人みたいになろう」と。

アゼルバイジャンの国民もこの演説に拍手を送り賛同していきました

更に、アゼルバイジャンのナヒチェバンという地区には、国の歴史とヘイダル・アリエフ氏の私物や資料などが展示されているヘイダル・アリエフ記念館があります。

その記念館は基本的にはアゼルバイジャンとヘイダル・アリエフ氏の記念館なので他国の資料は一切展示されていません。

しかし、日本関連の資料だけは展示したいという国民の意志で他国で唯一の日本コーナーがあります。

そこには、「私達アゼルバイジャンはこれからも日本との友好関係を重んじていく」、

「中東の混乱は日本人の精神性を学べば解決する」、「日本を信頼しよう。日本を尊敬しよう」等々、

日本愛に満ちたメッセージが膨大な量で展示されているのです。凄い事ではないでしょうか。

私達は日本人らしく生きなければという気持ちにさせられないでしょうか。

こういう事実を知ると、日本人である事を誇りに感じると思うのです。

日本人の武士道精神・生き方・文化はそれほどに素晴らしい影響を与えてきました。

こういった事を知ると、今のグレートリセットやSDGsのようなものに迎合するなど日本人として一番やってはいけない事だと思えるのではないでしょうか。

政府や権力がどうであろうと、私達11人が日本人らしく生きる事が大切だと思うのです。

日本人は本物の心を示す力があります。権力や利権などに惑わされない生き方ができるはずです。

私達はいつまでも政府や権力の命令が絶対だとか、競争社会のなかで勝つことを目標にするといった悪しき価値観に従うのではなく、

アゼルバイジャンのような国の人達の思いに恥じない生き方を選ぶべきだと思うのです。

今の日本では、「日本人の力は調和であり共存であり真心であり愛の深さ」などと言おうものなら右翼や頭のおかしな人として扱われがちです。

ですが、こうした話しや海外の人達の声を聞くとそれは本当である事が解ります。

この事に11人が目を向け、本来の力である調和力を発揮し、信頼や協力によって社会を回すことができれば日本は立ち直っていけるはずです。

それを望んでくれる人達が多くいる事を忘れてはいけないと思います。

皆様と共に武道の道を深め、日本の心を伝え合っていくことにより、日本の未来がより良い方向に向かうと信じております。

このような時代に皆様とつながれる事を心より感謝しております。



最近、遺伝子組み換えやゲノム編集の昆虫食が話題になっております。

このような危険なものが普及しつつあるなど本当に今の社会はおかしくなってきている事を感じさせられます。

既に日本の一部の学校でもコオロギパウダー(遺伝子組み換え)を使ったパンなどが給食で提供されています。

NHKでは昆虫を使ったレシピを絶賛するような内容の番組が放送され、通信会社であるはずのNTT東日本は、昆虫食産業参入のために食用コオロギ専門のグリラス社と共同で昆虫食開発に取り組む事を発表しました。

この新たな取り組みには、ファイザー社やモデルナ社と共同でコロナワクチンを開発し世界に広めたGAVIアライアンスという組織の協力が発表されています。

そんな組織が私達の食にまで介入しているのを見ると、ますます社会が狂った方向に進み続けている事が解ります。

https://kurashi-tips.net/noeatbugs/ (昆虫食の危険性)

この遺伝子組み換えや昆虫食などというものが普及している背景には、気候変動対策が深く関係しています。

オランダをはじめ海外では気候変動対策として3千もの農地が政府に強制没収され、その結果として食料不足になり物価が高騰し、スーパーの品薄も発生しています。

日本においても、食糧安全保障より、一部の人達の利益を優先させた政策が次々と進められているのが現状です。

日本の農業が破壊されてしまい、食糧事情が危機的(実際は人為的な演出)になってきているのです。

例えば、「畑地化促進事業」と「農地法」という政策があります。

この畑地化促進事業とは、米作りのための水田を廃止して畑地化させた農家にだけ補助金を出し、米作りを続けたり、米作りに専念している農家の補助金は打ち切るという制度で、大変理不尽な内容の制度です。

当然の事ながら、水田は一度畑にしてしまうと野菜は作れても米が作れなくなり、水田に戻す際にも大変な労力がいります。

土壌の微生物も水田と畑では異なってきますので、たとえ畑から水田に戻せても思うように米作りができない事もしばしば起きてしまうようです。

つまり、迂闊に水田と畑の入れ替えをやり過ぎると、日本人にとって一番大切な米が作れなくなるという事になります。

このような中でも心ある農家の人達は、全ての水田を入れ替えるのではなく、一部を畑にしながら補助金を打ち切られないように農業を続け、米作りの技術を継承するため何とか水田を守ってきてくれました。

日本の伝統的な食を守るために、圧力に負けず頑張ってくれている人達がいるのです。

それなのに政府は『畑地化促進事業』で水田を守る農家を追い詰める政策を推進しています。

「畑地化した土地は5年間水田に戻さない事」、

「米作りをする場合は人間用ではなく家畜用の米を作る事」、

この条件を守る農家には補助金を出すというとんでもない事を促しています。

少し話が逸れますが、日本の農家は平均年収は200万程度で利益がほとんど出ていない方が多いのです。

かつての日本人はそういった農家の苦境をよく理解し、種を守るための種子法や種苗法を制定し、適切な補助金によって農家と日本の食料自給率を守ってきました。

そんな先人達が築いた農業を守るための法律を全て廃止し、補助金の打ち切りまで農家に迫っているというわけです。

その愚かな政策によって日本の農業は疲弊し、現在の食糧危機につながる大きな原因になっています。

こんな事では到底経営が不可能になるため、大半の農家はこの条件に従わざるおえない状況になっています。

農家の人達も、

5年間も畑にしてしまった土地を水田に戻すのは大変です。こんな事を強制されたら農地が駄目になります。なぜ日本の米を守ろうとしないのか。日本の米を守るための補助金だったはずだ」と、抗議の声をあげていますが農水省や政府には聞き入れられていません。

そして、「農地法」という政策によって全ての農地を政府と大企業が買い取って一括管理し、農地をどの農家に貸すのかを政府と企業の裁量で決めれるようにするという事まで進めています。

すでに、政府の減反政策(米を作るな)に協力している農家から優先的に農地を貸す事を表明しているばかりか、その農地の半分以上はなぜか海外の企業に転売する予定である事も明らかになっています。

1993年に起こった米騒動の時ですら国内総生産量は783万トンでした。

それが2022年の生産量は675万トンで、今年は660万トン以下にまで落ち込む事が確実と言われています。

その状況で米を守ってくれている農家を助けるどころか、これほどの冷遇をしているのです。

https://youtu.be/4R29i7ms1LU

更に酪農家にも『酪農経営改善緊急支援事業』という政策が進められ、『乳牛を1頭殺処分するごとに20万円支給する』などと迫っていいます。

しかも、殺処分した後に新たな牛を補充する事は認められず、補充した場合は補助金が打ち切りになります。

お米の減反政策と同じであり、実質的に廃業しろという事です。

なかには鶏、牛、豚は家畜として酷い扱いを受けているので、動物達のためにも畜産業のあり方を見直す良い機会になるという意見もあります。

しかし、これは酪農家も牛も同時に潰す政策です。人も動物達も救われません。

こうして見ても、明らかに今の日本は意図的に食料自給率(現在は30%以下)を破壊する方向に進んでいる事が解ります。

JAの試算では98%の農家が深刻な赤字になっており、この補助金打ち切りをきっかけに廃業する人が相次いでいます。

日本の自殺者は先進国で世界一ですが、自殺者のなかに農家(特に畜産)も多いという事が現状の深刻さを表しています。

本当に昆虫食が必要なぐらい食料事情が危ないのであれば、まずは米・麦・大豆を生産してくれる農家さんを優遇し一刻も早く農業の再生に取り組むべきです。

にもかかわらず、どうしてこんなおかしな事が進んでしまうのでしょうか。

これは世界の流れを決定する会議である「ダボス会議」が提唱するグレートリセットやSDGsが深く関係しています。

これらの計画は11人の幸せではなく、一部の人達の利益と搾取のために進められているものである事はご存知の方も多いと思います。

日本の上層部は大臣達をはじめ「日本はグレートリセットに全面的に協力する」と表明するほど彼らと癒着していますから、ダボス会議の計画通りに動く事は自分達の利益と権力維持になります。それを優先しているという事です。

その証拠に日本政府は「日本の食料は国内の伝統的作物から、海外からの輸入による高収益作物(遺伝子組み換え・ゲノム編集)へ転換させる」と外国企業優先の方針を明確にしています。

これだけ多くの日本人が苦しんでいる状況で「日本の伝統的な食を廃止する」などと言うのです。

実際に、日本の食糧事情に手を出してきている外国企業は不自然なほどダボス会議のメンバーが運営しているような企業ばかりなのです。

ここまでくると陰謀論ではない事が解るかと思います。

こうした人達は、畜産業はCо2を排出し環境汚染になるので世界中で廃止させると言っておきながら、自分達は1月のダボス会議で畜産の何倍ものCо2が排出されるプライベートジェットを2000機も飛ばして現地入りしています。

そして、私達国民には食料が足りないから昆虫を食べろと言っておきながら自分達は高級料理を食べています。

こういう事を平気でやるような人達の思惑に協力してしまっているのが今の日本の実態なのです。

私達はコロナ禍で行動の自由を奪われそうになりましたが、今度は食料も奪われようとしています。

こんな状況になってもまだ事実から目を背ける人達もたくさんいますが、本当にこのまま悪しき風潮に流されていて良いのでしょうか。

過去に日本人が命をかけて守ってきた文化的・精神的財産のおかげで日本は何とか平和を保ってきました。

その財産が急速に失われつつあるという事は私達の平和も失われつつあるという事です。

日本の心や調和力が失われ競争・差別が激化し社会全体が閉塞感に満ちています。

手遅れになる前にこの事実を受け止め、今のうちに自分達はどのように生きれば良いのかを真剣に考えなければいけないと思います。

 

過去に世界が混乱した時も日本人は人としてのあるべき姿を見失う事なく、その姿勢を示してきました。

競争や分断を良しとせず、調和・共存を体現できる力を日本人は持っています。

私達日本人が世界から信頼され、多くの人達に与えてきた影響というのはSDGsなどとは全く違います。

本物の真心に基づくものでした。今こそそれを取り戻す必要があると思います。

先日のトルコで起きた地震の事をご存知の方も多いと思います。

今、トルコの人達は世界で一早く救援に駆けつけた日本に感謝の思いを寄せてくれています。

その声の中には「日本はいつも私達を助けてくれる。日本は昔から人種差別撤廃や植民地廃止を訴えトルコや各国を助けてくれていたが、今回もすぐに助けに来てくれた。昔も今も世界で一番信頼できる人達はやはり日本人である。ありがとう。」

と言ってくれています。

その一方で、今の日本はまるで自分達から自国を植民地化させるような事をしています。

この状況に失望して、自分が日本人である事に誇りを持てない人達がたくさんいます。

ですが、トルコを初め、かつて日本に助けられた国はとても多く、その国々は今もなおこのような思いを抱いてくれているのです。

日本とトルコは100年以上も前から深い信頼関係があります。

1890(明治23)年、イギリスやフランスをはじめ欧米・欧州諸国からの不平等条約や圧政に苦しんでいたトルコは、明治維新後同様の立場にありながらも欧州・欧米と対等に渡り合っていた日本に親善使節団を派遣するという名目で助けを求めます。

そして、日本との会談のために600人のトルコ使節団はエルトゥールル号という船で日本を訪れました。

その会談で日本はトルコの現状に理解を示し、両国が親密に連携していく事に快く応じるのです。

会談後にトルコは帰路につきますが、不幸にも和歌山県沖で船が暴風雨で遭難した上、船体破損部から流入した海水が機関の爆発を引き起こしてしまいます。

生存者わずかに69名という大海難事故を起こしてしまいました。

この遭難に際し、和歌山県の串本町の住民が総出で不眠不休の救助、介護、殉難者の遺体捜索、引き上げにあたり、日本全国から多くの義援金、物資が遭難者のために寄せられたのです。

当時の串本町は大変貧しい地域でしたが、それにも関わらず自分達が生きていくための少ない食料や医薬品を惜しみなくトルコ人のために分け与えました。

そうして69名の生存者は手厚い治療を受けた後、日本海軍の軍艦である比叡・金剛の援護で帰途につき、無事帰国していきます。

今でもこのエルトゥールル号事件は日本とトルコの信頼の原点であるとして、トルコでは幼少の頃から教育が徹底されています。

「世界で一番信頼できる人達は日本人である」と即答してくれるトルコ人はたくさんいます。

各家庭でもその教えは浸透しており、子供達の大半は小学生に入る前の段階で日本を好きになるというのがトルコという国なのです。

同じトルコ系住民でアゼルバイジャンという国がありますが、この国も同様の事を言ってくれています。

そして、トルコは日本との信頼関係を大切にし必ず恩返しをするんだと、今なお学校では伝え続けてくれています。

自分達は日本人にそれだけの恩を与えてもらったのだという教えを伝え続けてくれているのです。

更に、日本は奴隷となり搾取されていたアジアや中東の人達を解放した国であり、数多くの国にとっても恩人なんだと伝えてくれています。

そんな素晴らしい日本と深い信頼関係を結んでいるという事が、トルコにとって誇りであるとまで言ってくれているのです。

アジア各国といい、トルコといい私達日本人は本当に深い信頼と尊敬を寄せていただいているのです。

その後、更に日本とトルコの絆が深まる出来事が起こります。

イラン・イラク戦争が続いていた1988年当時、イラクの大統領サダム・フセインが、

「今から48時間後に、イランの上空を飛ぶ外国の飛行機は無差別に攻撃する」という声明を発表した時の事です。

イランに滞在していた日本人は、急いで首都テヘランの空港に向かい脱出を試みましたが、どの飛行機も満席で搭乗できません。

世界各国は自国民を救出するために救援機をすぐに派遣しましたが、日本は航行の安全が確保できないので救援機の派遣はできないと判断しました。現地の日本人は見捨てられてしまったのです。

これには多くの人達が政府に対して怒りの声をあげましたが、関係者は正面から応対する事はありませんでした。

そんな時、救いの手を差し伸べてくれたのがトルコです。

民間の人達が協力して、当時のトルコ大統領ケナン・エヴレン氏に救援の依頼をしたところ即座に応じてくれたのです。

タイムリミット1時間前という非常に緊迫した状況でしたがトルコは救援機を派遣し、日本人215名全員を脱出させてくれました。

しかも、現地のテヘランには多くのトルコ人も在住していましたが、航空機は日本人を優先させ、トルコ人は陸路で避難させたのです。

理由はイランから日本に脱出するのは航空機でないと不可能だが、イランからトルコに脱出するのは陸路でも可能だからという事でした。

それにしても中東地域を陸路で脱出するのは航空機に比べて遥かに危険があります。

それにも関わらず、現地のトルコの人々は日本人に航空機を譲る事に全員が同意したというのです。

後に、駐日トルコ大使のネジアティ・ウトカン氏は、次のように語られました。

「私たちはエルトゥールル号をはじめ過去に何度も日本に助けられている。日本が困っているのなら助けるのが当然だ。私達も助けられてきたのだから。日本はこれからも恩人だ」と言ってくれています。

大変ありがたい言葉だと思います。

こういう事実を知ると、日本人である事を誇りに感じると思うのです。

日本人の武士道精神・生き方・文化はそれほどに素晴らしい影響を与えてきました。

その事が解ると、今のグレートリセットやSDGsのようなものに迎合するなど日本人として一番やってはいけない事だと思えるのではないでしょうか。

政府や権力がどうであろうと、私達11人が日本人らしく生きる事が大切だと思うのです。

エルトゥールル号の時も遭難者を助け、トルコから絶大なる信頼を構築する礎を築いたのは権力ではなく串本町の人達です。

日本人は本物の心を示す力があります。権力や利権などに惑わされない生き方ができるはずです。

私達はいつまでも政府や権力の命令が絶対だとか、競争社会のなかで勝つことを目標にするといった悪しき価値観に従うのではなく、

トルコのような国の人達の思いに恥じない生き方を選ぶべきだと思うのです。

今の日本では、「日本人の力は調和であり共存であり真心であり愛の深さ」などと言おうものなら右翼や頭のおかしな人として扱われがちです。

ですが、こうした話しや海外の人達の声を聞くとそれは本当である事が解ります。

この事に11人が目を向け、本来の力である調和力を発揮し、信頼や協力によって社会を回すことができれば日本は立ち直っていけるはずです。

それを望んでくれる人達が多くいる事を忘れてはいけないと思います。

皆様と共に武道の道を深め、日本の心を伝え合っていくことにより、日本の未来がより良い方向に向かうと信じております。

このような時代に皆様とつながれる事を心より感謝しております。


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